中二病は、もちろん本当の病気ではありません。14歳頃の思春期頃に、子供たちは自立に向けた心理的葛藤が起こります。その段階で見られる、少し愉快で、つじつまの合わない言動を比喩した言葉です。なんでもできる気持ちになって自意識過剰な言動が多い時期と言えるでしょう。
中二病という言葉の始まりは、芸能人の伊集院光がラジオで使い始めたという説やパルコのフリーペーで用いられていたという説もありますが、定かではありません。
今は、ちょっと変わった独創的観点を持った人の事を総称して中二病と言ったりする事もあり、その言葉のニュアンスは変わりつつも世間に浸透しています。 中二病 の子供を持つ親は、この時点で子育ての方向転換を強いられます。
世話をするという立場から見守るという立場に切り替えなければなりません。子供の変化に合わせて親も変わっていかなければなりません。