肺炎と聞くと風邪がひどくなった状態をイメージし、うつってしまうと思う方も多いようです。確かに、 肺炎 の中には うつる 肺炎があります。インフルエンザやマイコプラズマ等ウイルスを原因としたものや、肺炎球菌など菌を原因とした肺炎であれば、飛沫感染などで人にうつすことがあります。
しかし、中にはひどい肺炎症状を起こしておきながらも、人にはうつらない肺炎があるのです。それを誤嚥性肺炎といいます。高齢者の肺炎で命を落としている方の多くは誤嚥性肺炎が原因です。
誤嚥性肺炎は高齢者だけではなく、乳幼児でも起こす可能性がある病気です。