ネットで使われ始めた中二病という表現が一人歩きしています。思春期特有の 中二病 とは どんなものなのか理解を深めることで、多感な時期の子供とうまく関わっていくことができる場合があります。中二病は病気ではありせんのであまり心配する必要はありません。
最近よく聞く中二病。本来の意味を理解していますか?
中二病と言う言葉を最近よく耳にしませんか!?言葉を聞く限り、周りの認識としては“体は大人なのに、考え方や発言が子どもっぽい人を指して使う言葉”と思っているようです。『あの人の言動は 中二病 ではないか?』という風に使う方がいると思います。けれど、本来の 意味 は全く別なのです。
中二病診断もいいけど、子供も親も現実を見つめよう!!
中二病は思春期頃に、他人とは違った自分を表現したい欲求に駆られたり、子供から脱却しようとしたりして背伸びした言動が多くみられる時期を比喩した言葉です。本当の病気という事ではありませんが、成長の過程で誰しもが一度は通る道です。
現代では、インターネット上に多くの心理テストによる 中二病 診断 が存在しますので、気になる方は検索してやってみると良いでしょう。ただ、結果が「あなたは中二病です」と言われる物が多く何が良いのか悪いのかわからない事が多い物が多数です。
中二病は格別悪いわけではありませんが、気づいたならば、自分を見つめ直す機会をその時から設ける必要があります。その機会を逃すと中二病のまま精神の成長が見られず、駄目な大人になってしまいます。
中二病は成長過程において大切な時期 子育ての方向転換をする時!
中二病は、もちろん本当の病気ではありません。14歳頃の思春期頃に、子供たちは自立に向けた心理的葛藤が起こります。その段階で見られる、少し愉快で、つじつまの合わない言動を比喩した言葉です。なんでもできる気持ちになって自意識過剰な言動が多い時期と言えるでしょう。
中二病という言葉の始まりは、芸能人の伊集院光がラジオで使い始めたという説やパルコのフリーペーで用いられていたという説もありますが、定かではありません。
今は、ちょっと変わった独創的観点を持った人の事を総称して中二病と言ったりする事もあり、その言葉のニュアンスは変わりつつも世間に浸透しています。 中二病 の子供を持つ親は、この時点で子育ての方向転換を強いられます。
世話をするという立場から見守るという立場に切り替えなければなりません。子供の変化に合わせて親も変わっていかなければなりません。