みずぼうそう (水疱瘡)とは水痘のことで、全身に水疱性発疹が現れる伝染病のことです。子供によく見られる病気で、6歳までに約80%が感染すると言われています。多くの人になじみのある病気ですが、あまり知られていない一面をご紹介しましょう。
子供に多い溶連菌感染症 正しい理解が必要です
冬にかけて流行のピークを迎える、溶連菌感染症。実は春から夏場にも流行します。保育園や小学校などで集団感染の広がりが毎年みられます。
しかし、 溶連菌 感染 症と言っても実際どのような病気なのかを知らない方が多いようです。治療には徹底した管理が必要であったりもしますので、正しい理解を身に着けておく必要があります。
子供の水ぼうそう
殆どの大人は水ぼうそうを子供の頃に経験していると思います。 水ぼうそう の発症ピークは1から2歳で、遅くとも10歳までには発症する事が一般的です。現代では水ぼうそうの予防接種も行われるようになり、発症しても症状は軽くて済むようになっています。
水ぼうそうの原因ウイルスは水痘・帯状疱疹ウイルスと呼ばれており、非常に感染力が強いので、避ける事は不可能に近いです。しかし、一度感染すると免疫ができ、その後発症する事は殆どありません。
ただ、大人になり、体が弱っている時などに水ぼうそうの原因ウイルスが帯状疱疹としてあらわれてくることがあります。大人でよくみられるヘルペスは子供の頃にかかった水ぼうそうの感染がその大元の原因でもあるのです。
子供ののどの病気 ようれんきん感染症ってどんな病気?
子供ののど風邪の9割はウイルス感染症ですが、細菌であるようれんきんも原因の一つです。 ようれんきん は、免疫力が弱い子供がかかると重症化し、怖い合併症を引き起こすこともあるため注意が必要です。
解熱剤が引き起こすライ症候群
ライ症候群 はインフルエンザ脳症の一種であり、主に子どもに見られます。かつて「らい病」と呼ばれた「ハンセン病」と混同されることがありますが、まったく異なった病気です。重症の場合は予後不良の病気であり、ある種の解熱剤によって引き起こされることがわかっています。