ライ症候群 はインフルエンザ脳症の一種であり、主に子どもに見られます。かつて「らい病」と呼ばれた「ハンセン病」と混同されることがありますが、まったく異なった病気です。重症の場合は予後不良の病気であり、ある種の解熱剤によって引き起こされることがわかっています。
日本人特有の病気 もやもや病(後編)
「日本人特有の病気 もやもや病(前編)」では、日本人に発症が多く認められるもやもや病とはどのような疾患なのかご説明致しました。ですが、もやもや病の原因と考えられる遺伝子変異が発見されましたが、発症のメカニズムについては現時点ではまだはっきりしていません。
後編では、 もやもや病 の診断について、そしてその後の治療法についてご紹介致します。
日本人特有の病気 もやもや病(前編)
もやもや病 は、10歳以下の子供と30~40歳代の成人がよく発症する病気です。特に日本人に多く見られ、毎年200人前後が発症しているとされています。厚生労働省の特定疾患(難病)にも指定されているもやもや病とは、いったいどのような病気なのでしょうか。
注意を怠ってはいけないヘルパンギーナの症状
ヘルパンギーナ は、乳幼児の間で流行する夏風邪の一種です。保育園などに通い始め、集団生活を送り出すと、とたんにかかりやすくなります。ほとんどの場合は病気の治りもよく心配の少ない病気ですが、ときに合併症を起こすこともありますので、 症状 は注意深く観察する必要があります。
プール以外でも感染するプール熱
かつては、プールで感染することが多かったため、この呼び名がついたプール熱(咽頭結膜熱)。しかし現在では、プールで感染するケースは少なくなり、それ以外のルートでの感染が増えています。 プール熱 はどのように感染するのか、また症状や治療法について、見ていきましょう。