胃腸の病気 | 子供の病気いろは

水下痢の正しい対応を知って、子供を脱水から守る（後編）

「水下痢の正しい対応を知って、子供を脱水から守る（前編）」では、水下痢の原因についてご紹介しましたが、後編では 水下痢 のさいの対応や食事の注意点、薬についてご紹介します。

赤ちゃんや小さな子供はよく下痢をします。子供はもともと体の水分量が多いので、 水下痢 を発症すると脱水症状に陥りやすくなります。水下痢は薬での治療というよりも、家庭での適切なケアで、子供たちを脱水から守ってあげることが大切になります。

牛乳を飲むとお腹が痛くなったり、下痢をしたりする子供がいます。乳糖不耐症という病気の場合、適切なケアをしてあげることで栄養を上手に摂取していけるようになります。乳糖不耐症について親が正しい認識を持つことが大切です。

子宮内膜症を多く発症するのは、２０代から４０代にかけての出産経験のない女性ですが、最近では１０代の若い女性の発症も増えています。 子宮内膜症 は妊娠にも影響しますので、適切な検査を行って処置を施していくことが大切です。

腸重積 は生後３、４カ月～１歳までの乳児に多くみられる病気で、放置すると腸が壊死してしまう大変怖い病気です。腸重積に特徴的な症状や様子などを知って、該当すると思われる場合は夜間でも大至急病院に行くようにしましょう。