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10代でも子宮内膜症??どのような検査をするの?

shiro

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shikyuunaimakusyou kensa

子宮内膜症を多く発症するのは、20代から40代にかけての出産経験のない女性ですが、最近では10代の若い女性の発症も増えています。 子宮内膜症 は妊娠にも影響しますので、適切な 検査 を行って処置を施していくことが大切です。


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10代でも子宮内膜症??どのような検査をするの?


- 目次 -

  • 10代の若い女性の子宮内膜症について
  • 問診
  • 内診
  • 経膣超音波検査(けいちつちょうおんぱけんさ)
  • 血液検査
  • CTとMRI

10代の若い女性の子宮内膜症について

子宮内膜症は家族でこの病気にかかったことがある人がいると多く発症するといわれています。実際に、10代でも子宮内膜症を発症する子供はいます。

毎月、鎮痛薬を飲まなければならないほど生理痛がひどい時は子宮内膜症を発症していることも考えられます。若くても手術が必要となることもありますので、気になる症状がある時には婦人科で検査を受けることが大切です。


問診

婦人科にはじめて行く10代の子供の場合は、質問に対する適切な答えを導くためにも親が付き添っていく方が安心です。

はじめて子宮内膜症の検査を受けるときには、まず問診を行います。一般的な既往歴や家族に婦人科系の病気を経験した人がいるかなどは事前に家族にも確認しておくと安心です。

月経の周期や量、期間、初潮の年齢なども聞かれます。手帳を持参するなどして、月経について詳細に答えられるようにしておきましょう。妊娠・出産・流産の経験なども聞かれます。恥ずかしがらずに正確に答えるようにします。

痛みや気になる症状がある場合は、その時期と期間についてもできるだけ詳細に答えられるようにしておきましょう。おりものや経血の状態などをメモしておくと良いでしょう。痛みについてはどこが痛むのか、慢性的に痛むのかといった具体的な内容も必要になります。

基礎体温表をつけていると月経の周期について正確な情報を提供することができるようになりますので、持参するようにしましょう。


内診

子宮内膜症の検査に欠かせないものが内診です。下着を脱いで内診台にあがり、膣の中の様子を見てもらいます。ズボンよりも広がりのあるスカートを履いていく方が抵抗は少ないでしょう。

内診は膣に膣鏡という器具を入れて、医師が膣の中の様子を見ます。子宮の硬さや子宮筋腫の有無、卵巣などを確認します。膣の中に指を入れて触診し、同時にお腹の上からも子宮を確認していきます。

10代の子供などで内診について不安感が大きい時は医師や看護師に相談してみると良いでしょう。


経膣超音波検査(けいちつちょうおんぱけんさ)

経膣超音波検査は膣の中に棒状の器具を入れて、超音波を使って子宮や卵巣の状態を調べていきます。痛みや苦痛はまったくありません。

この検査は、子宮内膜症や子宮筋腫というような子宮の病気や、卵巣嚢腫や卵巣がんというような卵巣の病気を発見することができる大変有効性の高いものです。触診では発見できないような小さな腫瘍も見つけることができます。

超音波検査は膣の中から見るもののほかに腹部から超音波を当てる腹部超音波検査などが併用されることもあります。

経膣超音波検査を男性医師の元で受けることに抵抗がある人は、女性医師を選んで受診するなど自分が安心して検査を受けられるように配慮すると良いでしょう。


血液検査

血液検査はもっとも手軽で、抵抗を感じずに受けられる検査です。貧血の状態や腫瘍マーカーなどでがんの可能性についても調べられます。腫瘍マーカーのうち、血中の「CA72-4」「CA19-9」「CA125」の値が高い時は子宮内膜症の可能性を考えます。

CA125は保険適用されますので、比較的安価に検査を行うことができますが、診断率は5割以下とも言われています。生理中はこれらの値が高くなることがあるため、できれば血液検査は生理が終わってから受ける方が良いでしょう。

CA125の値が低い場合でも子宮内膜症を発症していることもあります。血液検査の結果だけでは判断できませんので、超音波検査や内診などと合わせて行うようにすると良いでしょう。


CTとMRI

体の内部を見る検査にはCTとMRIがあります。どちらも子供でも受けられる検査です。

CTはコンピュータとX腺を使って体の断面図を映し出す検査で、子宮や卵巣の状態を見ることができます。胸部X腺よりもCTの方が放射線量は多くなります。横になって、輪のような機械が体を行ったり来たりします。痛みはまったくありません。

MRIは、強力な磁気で体の断面図を映し出し、内膜症の位置や癒着の状態などの詳細を確認することができます。子宮内膜症の検査ではCTよりもMRIの方が多く用いられています。

MRIは細長い筒のような機械の中に入って、長い時間じっとしていなければならないため、閉所恐怖症の人などは検査が難しいこともあります。撮影中はゴーンゴーンというような大きな音が聞こえてきますが、痛みはまったくありません。ヘッドホンから指示が聞こえてきますので、それに従って検査を行います。

MRIは超音波検査よりも子宮内膜症の詳細を確認することができるといわれています。必要とされるそれぞれの検査をしっかり受けて、総合的に子宮内膜症の状態を把握していくことが非常に大切となります。

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まとめ

10代でも子宮内膜症??どのような検査をするの?
10代の若い女性の子宮内膜症について
問診
内診
経膣超音波検査(けいちつちょうおんぱけんさ)
血液検査
CTとMRI

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