咳に発熱と症状だけでみると単なる風邪と間違えられそうですが、マイコプラズマ肺炎の場合、しつこいほど長引く咳や発熱が特徴的です。 マイコプラズマ肺炎 と診断されると、 ジスロマック のようなマクロライド系の抗生物質で治療が行われます。
風邪と違う、子供のマイコプラズマ肺炎は出席停止の感染症。
子供 の咳が止まらない時、まずは風邪を疑い風邪薬を飲ませるかもしれませんが、 マイコプラズマ肺炎 の場合は風邪薬は効果がありません。また、乳幼児よりも学童期には長引く場合があり、感染力が高いため、周囲で流行りだしたら適切な対応を行い、十分気をつけましょう。
免疫機能の未熟な子どもが罹りやすい肺炎とその期間
ウイルスや細菌性の風邪を引いた場合、その症状は3日ほどで治ります。しかし、子どもはそれらの病原体を排除する免疫機能が未熟なため、二次感染を引き起こしやすい傾向があります。
風邪よりも 期間 が長く、高熱や激しい咳が続く場合、 肺炎 を疑う必要があります。
気になる咳、喘息様気管支炎とは
幼稚園や学校などで風邪の流行る季節に、咳や鼻水が出るなどの症状はそれほど気にしないことです。たいていは、1~2度処方された薬を飲み切る頃には完治します。ですが、1か月近くも続いていり咳込んだときとても辛そうだということになると心配になります。
喘息様気管支炎 の特徴をまとめましたので参考にしてみてください。
クループの治療に有効とされるデカドロン
乳幼児のクループはその原因がインフルエンザや細菌によるものの場合、乳幼児の気道の狭さから急速に悪化し、呼吸困難を起こす可能性のある危険な病気です。
ほとんどの場合は軽症で済むウイルス性によるものが多いですが、その度合いに関わらず、 デカドロン などのステロイド剤による治療が有効です。