気管支喘息とは、気管や気管支などの空気の通り道に、炎症が起きている状態のことです。健康な人と比較して、気道の粘膜が赤く腫れていたり、表面をおおう細胞がはがれており、気道が狭くなっています。そのため、息苦しく喘ぐ状態が続きます。
気道の炎症は放っておくと、アレルゲンを引き起こす原因物質に反応して、さらに症状が悪化してしまいます。気管支喘息の中でも子どもに起こる、喘息を小児ぜんそくといいます。子どもの3%から9%に起こる頻度の高い病気です。
では大人の気管支喘息と異なる、 小児 の 気管支喘息 の症状と対応方法について今回はお伝えします。