2歳以下の子供では重症化することの多い肺炎球菌による感染症を防ぐために、生後2カ月を過ぎたらできるだけ早く 肺炎球菌ワクチン の接種を開始するようにしましょう。適切な時期に予防接種を行うことで、重症化を防ぐことができるということを知っておくことが大切です。
子供の肺炎治療における維持期のステロイドの長期服用について(後編)
「子供の肺炎治療における維持期のステロイドの長期服用について(前編)」では、肺炎におけるステロイド治療の重要性やステロイド離脱症候群の危険性についてご説明しました。
後編では、子供の 肺炎 治療における ステロイド の副作用である多毛症や胃部不快感、食欲増進についてご紹介します。
子供の肺炎治療における維持期のステロイドの長期服用について(前編)
重篤な 肺炎 治療にはプレドニゾロン等の副腎皮質 ステロイド 薬が処方される事が多く、またその投与期間は数週以上続きまた、症状の寛解状態を維持するためにさらに数か月に渡って行われることが一般的です。
そのような中、子どもを持つ親が最も心配する事は、ステロイドが子供に与える副作用です。重篤な副作用は医師に相談することが望ましいですが、その他の長期服用における子供へのステロイドの影響について子供の生活目線から考えてみたいと思います。
レントゲンだけではわからない 子供の肺炎とは??
肺炎 の診断は レントゲン と聴診が基本ですが、最初のレントゲンで異常なしでも安心とは限りません。病原体の潜伏期間が長い場合、数日後に異常が見つかることがあるためです。また、レントゲンだけでは原因が特定できず、血液検査等を合わせて総合的に判断が必要なこともあります。
家庭で知っておいてほしい知識をまとめました。