子供の便秘は、一般的にイメージされにくいものですが、実は子供の便秘に悩む家庭は沢山あります。また、子供の便秘の場合、単に食事や運動面の問題だけではなく、心理面なども大きく影響しますのでその対策には頭を悩ませます。
今回は無理なく 便秘 対策ができるよう、お勧めの 食べ物 と対策を紹介します。
子供の便秘対策にお勧めの食べ物(前編)
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硬いうんちと子供の心理
便秘も慢性化すると便が硬くなり、腹痛もさることながら、便を出そうとする時に肛門に痛みが出たり、時には切れてしまったりするなど苦痛を伴います。子供は、その苦痛が嫌でトイレに行く事を拒むようになります。そうすると、さらに便を我慢する時間が増え便秘を慢性化させてしまいます。
子供の心理的には「痛いものは嫌」これが一番ですので、健康の為にもある程度の苦痛は致し方ないといった考えはなかなか持てません。しかし、トイレを避けるようになってしまうと便秘の解決には繋がりません。
そこで子供の便秘対策で必要な第一歩は子供自身に排便の重要性を理解させるといった事が望ましくあります。内容は年齢に合わせた内容で構いません。幼児であれば「うんち出さないとイタイイタイお化けが来るよ」等でもよいでしょう。本人が納得できる内容であれば何でも構いません。
高学年であれば健康の事を踏まえて教えてあげるとよいです。自分自身が意識的に出そうとしなければ、なかなか出るものも出ないようになってしまうのです。
ですので、子供を支える大人は、あまりせかしたり強制的になってしまったりしないようにしなければなりません。余計に子供の排便意欲をそいでしまう事になります。あくまでも、子供自身が自分からトイレに行くように仕向けなければなりません。
オクラ・メカブがお勧め!
子供の便秘対策において多くの食品情報は出回っており、そして内容は似通っています。しかし、自際に実行した後の効果までは書いてある記事は少ないようです。ですので、ここでは実際に便秘の子供に摂取させて効果のあった食品を紹介します。
それは、オクラとメカブです。オクラとメカブの共通点は透明のネバーッとした物があるところです。これはムチンといい補水効果がるものです。また、オクラ、メカブとも食物繊維やカリウムも含み、腸内環境を整える事にも役立つ最高の食品です。
便秘対策に必要な水分を腸内で補水し、便の量を増やす食物繊維も一度にとれる食品です。しかし、子供はなかなかオクラやメカブを食べてくれません。
オクラは生で叩いて食べる事が一番良いですが、子供が食べない場合はグリルなどで焼いて焦げ目をつけてあげると香ばしくなり子供も少し食べやすくなります。
メカブも生をたたいて酢醤油などで食べるとよいのですが、酢の物が苦手な子供はなかなか食べてくれません。そのような時はメカブを一度干して乾燥させ、その後お湯で戻すとメカブのお茶が出来上がります。それを飲んでも効果は出ますので、お勧めです。日々の食事にとりいれてみてください。
まとめ
子供の便秘対策にお勧めの食べ物(前編)
硬いうんちと子供の心理
オクラ・メカブがお勧め!