子供が頭痛を訴えると、何か特別な病気にかかっているのでは?と心配になります。特に眠気もある場合には心配がつのります。子供が 頭痛 とともに 眠気 を訴えた時、どのような病気になっている可能性があるのでしょうか。また、改善できる方法はあるのでしょうか。
頭痛と眠気がある場合には意外な病気に注意!
頭痛と眠気が起きる場合に考えられる病気
子供は自分の状態をうまく伝えられないことが多いため、大人がいろいろな可能性を考慮してあげる必要が出てきます。単なる頭痛と眠気と済ませてしまわず、子供が重大な病気である可能性がないかどうかを見極めるようにしましょう。
ナルコプレシー(居眠り病)
日常生活の中で、急激に激しい眠気に襲われて眠ってしまうのがナルコプレシーです。遊んでいる途中で急に眠り込んでしまったり、食事の最中に眠ってしまったり・・・ということが頻繁にある場合は、ナルコプレシーを疑いましょう。
うつ病
心の病として認知度が高まっているうつ病ですが、うつ病になると体にもいろいろな症状が出るようになります。うつ病を発症した方の中でも訴えの多い症状が頭痛と眠気と言われています。
うつ病で不眠になることで日中に眠気を感じるようになり、睡眠が充分にとれていないことが頭痛を起こしてしまいます。
慢性疲労症候群(不定愁訴)
特に体に異常はないにもかかわらず頭痛や眠気、他にも体のいろいろな部分に症状が出るのが慢性疲労症候群です。
酸素不足
台風の接近などで気圧の変化があると眠気や頭痛を感じるという子供は、脳に供給される酸素が不足していることが考えられます。気圧が低くなると空気中から取り入れる酸素の量が減るために起こる症状です。
頭痛と眠気が起きる病気の原因は?
さきほど紹介した病気について、考えられる原因を紹介します。
ナルコプレシー(居眠り病)
ナルコプレシーの原因として考えられるのはストレスや狭心症です。場合によっては、脳腫瘍が原因でナルコプレシーを発症する場合もあります。どうにも我慢できない眠気に襲われ、起きようとすると頭痛がするような場合には医療機関を受診するようにしましょう。
うつ病
日常生活の中でたくさんのストレスを受け続けているとうつ病を発症しやすくなります。うつ病自体が強いストレスの原因にもなり、神経を刺激することが頭痛の原因になってしまいます。
慢性疲労症候群(不定愁訴)
ストレスが原因で発症すると言われています。
酸素不足
日頃から運動をする習慣のない子供は酸素不足になりがちです。脳内の酸素が不足するとあくびの回数が増えますので、目安にしましょう。
自分でできる頭痛と眠気の対策方法は?
頭痛と同時に眠気に襲われる場合、ナルコプレシーやうつ病が原因となっているのであれば、早急に医師の診断をあおぎ適切な治療を受けるようにしましょう。それ以外の場合であれば、多くは運動不足と睡眠不足を解消することで頭痛も眠気も改善されます。
まず、早寝早起きと規則正しい生活習慣を心がけ、質の良い睡眠をとるようにします。その上で日中はしっかりと体を動かすようにしましょう。
適度な運動をすることで血流が良くなり、全身にしっかりと酸素が行き届くようになります。すると脳の酸素不足も改善され、日中は眠気に襲われにくくなります。
運動はウォーキングやジョギング・縄跳び・サイクリング・水泳などの「有酸素運動」がおすすめです。酸素をしっかりと体内に取り入れながら血行を良くすることが頭痛と眠気を改善するポイントとなります。
子供だけでは継続することが難しい場合もありますので、ぜひ家族で取り組んでみてください。大人にとっても日常的な有酸素運動は、生活習慣病の予防などに効果が期待できます。
まとめ
頭痛と眠気がある場合には意外な病気に注意!
頭痛と眠気が起きる場合に考えられる病気
頭痛と眠気が起きる病気の原因は?
自分でできる頭痛と眠気の対策方法は?