出産後、仕事復帰したのちにうつ病になってしまった場合の職場への対応と保育所への対応はどうすればいいのかを難しくとらえてしまうと治療にはマイナスになってしまいます。
ここでは うつ病 の 診断書 が発行された場合に治療の間 休職 し、体調がよくなってから仕事復帰していく方法をまとめてみました。
母親がうつ病になっても安心な診断書と休職について
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働くお母さんがうつ病になってしまった時の診断書について
不眠や気分が沈む等の症状が現れた場合、仕事や家事育児ができなかったり、うつ病の兆候がある場合は一度病院を受診してみましょう。
病院には心療内科や精神科があります。病院のイメージは閉鎖的に思われる方があるかもしれませんが、最近の心療内科や精神科は閉鎖的でもなく暖かなイメージで、通院している方もごく普通の会社員や主婦といった方が訪れているようです。
自分の症状では精神科なのか心療内科なのかが分からない時は、どちらも備えている病院がいいでしょう。
初診の場合、受付で問診票が渡されますので記入しましょう。そして、診察室に呼ばれるまで待つだけです。診察時間は約10分~20分程度ですが、不眠や不安感といった話をされると、うつ病と診断名がつきます。
そして治療の為、必要に応じて診断書の発行や薬の処方が行われます。
うつ病の場合は休職する事が一番です。まずは医師の指示通りに休養しましょう。薬は処方された用法容量で服用するようにします。
また、次回のの診察の時に薬の気になる点をお医者さんに聞いてみましょう。お医者さんも次回には薬を飲んでみてどうだったか、また、その間の症状や話を聞いてくれますので、心配せずにお医者さんに尋ねるようにしてみて下さい。
うつ病の診断書が発行されたときに、職場へ休職の申し出をする方法
職場へはうつ病の診断が出ましたので休職したいと正直に申し出るようにしましょう。引き継ぎもあまり難しく考えず、上司に必要なことを伝えて下さい。引き継ぎ書は出来る範囲で提出すればよ十分です。
まずは、うつ病の治療のために、しっかりと休息を取ることが一番です。
休職が取れればよいのですが、休職の制度がない職場の場合はそのまま退職になってしまう事もありますので、申し出は会社の制度を確認してからの方がよいでしょう。
退職になった場合は傷病手当金の申請が必要になります。傷病手当金は仕事ができなくなって3日間の待機期間の後、日給の6割程度の手当てを仕事の出来なかった日数分、支給される制度です。
母親がうつ病で休職になった時は
休職になった時は会社に籍があるわけですから、復職が可能になります。うつ病になってしまう人は年々増加傾向にあります。休職して体が回復したのちに、復職する人もあります。休職は治療に専念するためと割り切って、きちんと体を休める事がいちばんです。
家事や育児については、無理のない範囲で多少、体を動かすようにした方が気持ちは休まる場合もあります。
保育所については、今まで通り通園した方が子供は環境の変化が少なくて済みます。親の療養のためなら、通園を認めている所もあります。
うつ病による休職を保育園に申し出する方法
保育園には休職の話をしたほうが理解が得られやすいようです。そして、母親は治療に専念し、休養を取ることができます。ここでも医師の診断書を用意して申し出ましょう。
診断書には治療に必要な日数をきさいしている場合もありますので保育園も期間が長期でなければ保育園に示すにはの理解を得やすいでしょう。
もし、保育園に直接話をして理解が難しいようでしたら、市役所の子育て支援担当課へ相談しましょう。保育園へ預ける目的を就労から病気療養目的に変更してもらうと、休職していても保育園へ通えるようになります。
復職
治療が完了したとき、子供が保育園に継続して通園していれば、仕事復帰も難しくはありません。仕事復帰が考えられるようになっていれば、療養が上手くいっているという事です。体調を整えて仕事を復帰できる機会を待ちましょう。
まとめ
母親がうつ病になっても安心な診断書と休職について
うつ病の診断書を準備したら、職場に休職の申し出をする方法
母親がうつ病で休職になった時は
うつ病による休職を保育園に申し出する方法
復職