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医師によっても見解の分かれる受け口の矯正

shiro

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ukekuchi kyousei

子供の 受け口 の 矯正 については、歯科医師によって見解が大きく異なります。子供の受け口の状態によっても選択する矯正方法は変わります。

いつどのように矯正治療をはじめることが子供にとって良いのか、しっかりと見極め納得のいく治療法を選択しましょう。


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医師によっても見解の分かれる受け口の矯正


- 目次 -

  • 受け口の治療開始のタイミング
  • 第1期の治療
  • 第2期の治療
  • 受け口矯正のための費用
  • 保護者が受け口を理解する

受け口の治療開始のタイミング

歯が生え始め、前歯が揃ったころにふと気づくと、咬み合せが逆だったというケースは非常に多いものです。2歳ごろまでは反対咬合であっても、5割ほどの子供は成長と共に自然治癒していきます。

ですが、3歳を過ぎても反対咬合の状態が続いている場合は、自然治癒する可能性はぐっと低くなってしまいます。3歳児健診や小学校の歯科検診で反対咬合を指摘されたら、まずは矯正を専門としている歯科医院に相談に行ってみると良いでしょう。

すぐに矯正を開始した方が良いのか、少し様子を見た方が良いのかということについては、歯科医師によっても見解が分かれるところです。医師の話をよく聞いて、納得できないならば別の歯科医院を訪れることも必要です。


第1期の治療

乳歯と永久歯が混合している小学校までの期間の矯正を第1期治療と言います。早期に矯正を開始することで第2期治療の負担が軽減できる場合に、第1期治療を勧められます。

上下のあごの成長がアンバランスになっている場合や、乳歯への矯正を行うことで永久歯の正常な位置での生え変わりが見込まれる場合などがこれに当たります。

受け口は、何もしていない時の舌の位置が、正常な状態よりも低い位置にあることでも生じます。舌は前歯の少し後ろ側に触れているのが、正しい状態です。正しい位置に舌を持っていく練習をすることで受け口が改善することもあります。

3歳前後の子供の歯科矯正では、口の中を触られることによる違和感で治療を嫌がることもあります。早い段階での治療が永久歯の矯正負担の軽減につながると考えられる場合には、痛みや不快感の少ない簡単な装置ではじめての矯正を試みます。

よく使われるのが、ムーシールドと言われる矯正装置です。ムーシールドは、口の中にはめるやわらかい装置で、寝ている間に装着することで舌や口の周りの筋肉が正しく整えられ、受け口を改善していきます。

歯形を取らせてくれる子供は、オーダーメードのムーシールドを使うことができます。未知の体験のため、歯型を取ることを拒否する子供も多くいます。

その場合は、既成のムーシールドを使用することになります。低年齢の歯科矯正は、親と歯科医師が協力して、妥協点を見つけながら行っていくしかありません。

上あごの成長を促すための上顎前方牽引装置や、下あごの成長を抑止するためのチンキャップなどを使うことで、効果がみられることもあります。


第2期の治療

永久歯が生えそろった後の矯正は、第2期治療と呼ばれます。中高生がメインとなり、あごの成長変化を考慮した矯正を行います。

あごの成長時期は、個人差が大きいため、それぞれの子供をよく観察し、適切な矯正方法を見極めることが非常に重要となります。個人差はありますが、受け口の子供は15歳くらいまで下あごの成長が続くこともあると言われています。

第1期の治療で、正しい咬み合せになっていても、思春期の成長を経ることで、再び受け口になってしまうこともあります。

第2期治療では、主にマルチブラケット装置を使って矯正を行います。歯の場所を正しい位置へとコントロールするため、ワイヤーを使って矯正を行うものです。

以前のマルチブラケット装置は口を開けるとワイヤー部分が目立ってしまうものでした。最近では、装置そのものが白くなっており、目立ちにくい装置も増えてきています。


受け口矯正のための費用

受け口を矯正するための費用は、歯科医院によって大きく異なります。第1期矯正治療で、約30万~40万程度、第2期治療で約40万~50万程度というところが多いようです。

子供によって矯正方法は異なり、それに伴う矯正費用も大きく異なります。矯正期間中に、歯科医院を変えてしまうと、費用も全額、再度負担しなければならないこともあります。

矯正のための方針は、それぞれの医師によっても異なります。医師の話をじっくり聞き、口コミなどの評判も考慮して、どの歯科医院に通院するか総合的に判断することが必要です。

子供の歯科矯正は時間とお金がかかることなのです。


保護者が受け口を理解する

受け口について、コンプレックスだと思う子供がたくさんいる一方で、全く気にしていない子供も多くいます。

受け口を放置すると、不明瞭な発音による学力の低下、咀嚼力の低下、唾液が少ないことによる虫歯の発生など、健全な発育に悪い影響を及ぼすことが多くあります。

子供の訴えがなくても、保護者はこの点をよく理解して、治療について前向きに検討していく必要があります。信頼できる歯科医師のもとで、適切な時期に正しい矯正を行っていくことが非常に大切となるのです。

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まとめ

医師によっても見解の分かれる受け口の矯正
受け口の治療開始のタイミング
第1期の治療
第2期の治療
受け口矯正のための費用
保護者が受け口を理解する

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