子供が 突発性発疹 になってしまうと親御さんは、日常生活において困ることがあります。それが お風呂 です。お風呂に入ってしまうと他の家族にも感染するのではないかと心配になる人は多いはずです。
突発性発疹の原因となるウイルスに感染するのは、親が子供にキスをするなどして唾液で感染する経口感染や咳やくしゃみで感染する飛沫感染の場合がほとんどです。
そのため、お風呂の水から感染することはありません。発疹があった場合でも、お風呂に入っても大丈夫です。
子供が突発性発疹になったとき、お風呂はどうすれば良いの?
お風呂に、はいることができるのか判断するポイント
高熱時は、お風呂に入らないようにする
大人も高熱が出た場合は同様ですが、子供においても高熱がある場合は、入浴により体力を消耗させてしまうので入浴は控えるようにしましょう。
お風呂に入れない場合は、温かいタオルで体を拭くことが大切です。汗をかくので着替えをこまめ行い清潔を保ちましょう。
生後6ヶ月からかかりやすい突発性発疹ですので、下痢をしてオムツかぶれになっているお子さんもいると思います。その場合は、シャワーでお尻を洗うようにすると良いでしょう。また、お尻を洗うことが難しい場合は、おむつ交換の際にお尻に少量の水をかけ、濡らしてから拭いてみましょう。
熱が下がったときにお風呂に入るようにする
発疹が残っていても、熱が下がり元気そうであればお風呂にはいっても大丈夫です。発疹のある箇所は、強く洗わないように注意しましょう。皮膚が傷ついてしまう可能性があります。
子供の機嫌が悪いときは、お風呂は控える
熱が下がったにも関わらず、お子さんの機嫌が悪い場合は入浴は控えましょう。機嫌が悪いということは、何か他の病気が隠れている可能性もあります。
突発性発疹は、熱が続くと脳炎や胃腸炎による下痢などの合併症を起こすこともあります。機嫌が悪い場合は、様子をみるようにしましょう。それでも、機嫌がよくならなければ、医師に相談しましょう。
入浴後、発疹の赤みが増したようにみえることがありますが、病気をぶり返したわけではありませんので安心してください。
お風呂に入っていなくても大量の汗をかいているので、水分補給を忘れないようにしましょう。
医療機関を受診する
はじめて、子供が突発性発疹になると、高熱や発疹から不安になります。ですので、医療機関を受診し、生活上の注意点やアドバイスなどを受けましょう。分からないことや不安なことは、自分で判断せず医師に相談しましょう。
入浴時の注意点や洗髪の有無に関しては、病院により対応が異なるかもしれませんが、内容はほぼ同じです。特に夏場は、汗をかくので洗髪で悩む人は少なくありません。
一つ注意する点は、赤ちゃんの皮膚は大人ほど強くないので、体を洗う時にはガーゼなどで優しく洗うようにしましょう。
まだ、お子さんが突発性発疹にかかっていない場合も、かかった時にすぐに対応できるように少しずつ病気のことや生活のなかで注意する点を知っておくことが大切です。
お子さんが突発性発疹を発症すると、驚いてしまい落ち着いて行動できなくなってしまう親御さんもいます。ですが、的確な判断をするためにも落ち着いて行動をするよう心がけましょう。お子さんも、親御さんが不安になると同じように不安になってしまいますよ。
まとめ
子どもが突発性発疹になったとき、お風呂はどうすれば良いの?
お風呂に、はいることができるのか判断するポイント
医療機関を受診する