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「とびひ」の症状とはどんなもの?

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「あせも」により出来た発疹を掻き壊し、細菌感染することでなる「とびひ」。「とびひ」は、痒みと痛みをともない不快感もあります。子どもにとって辛いものです。いち早く治療したいものです。

今回は、「 とびひ 」の症状についてご説明いたします。


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「とびひ」の症状とはどんなもの?


- 目次 -

  • 「とびひ」になる過程と感染
  • 「とびひ」になる原因菌
  • 「とびひ」になった子どもの日常生活はどうなるの?
  • 「とびひ」の放置は危険です!

「とびひ」になる過程と感染

「とびひ」は、最初は小さな傷から始まります。子どもは、痒いところがあれば我慢できず掻いてしまいます。掻き傷ができてすぐに手当ができればいいのですが、できない場合は菌に感染しやすくなります。掻き傷はすぐに薄い膜を張った水泡になります。この段階が「とびひ」の初期症状です。

最初は、薄い膜ですが徐々に水泡に膨らみができてきます。こするまたは、掻くと水疱の膜は薄いので簡単に破れます。その時に痛みはありません。

破れたところはジュクジュクして爛れたようになります。時間が経つ患部が乾燥してかさぶたになりますがその間、痒いです。

水泡の膜が破れた時に流れ出た体液が、手の指や爪、肌についてしまいます。「とびひ」になると、肌がとても痒いので広い範囲で掻いてしまいます。体液のついた指や爪が患部以外の肌をかきむしり、菌に感染させてしまうのです。全身のどこにでも「とびひ」は出来ます。

接触感染なので、「とびひ」になった子どもに接触すると感染します。子どもがアトピー性皮膚炎、もしくは体力が落ちている場合に感染がしやすいです。子どもだけでなく、大人も体調が悪く免疫力が落ちている時に感染することがあります。


「とびひ」になる原因菌

「とびひ」の原因菌は、皮膚などにある常在菌である黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などです。感染する菌によって「とびひ」の症状が異なります。

黄色ブドウ球菌に感染した場合は、水疱になります。連鎖球菌に感染した場合は、膿をもった水疱になります。膿は粘り気のあるものです。水泡の色でおよそですが感染した菌がわかります。

小学校就学前の子どもは、黄色ブドウ球菌に感染することが多いと言われています。

菌は身近にたくさん存在します。「とびひ」の治療には抗生物質を使用しますが、まれに抗生物質に耐性のある黄色ブドウ球菌による「とびひ」もあります。


「とびひ」になった子どもの日常生活はどうなるの?

子どもが「とびひ」になった場合には、すみやかに皮膚科の受診をおすすめします。水疱の治療、感染拡大を防ぐことが大切です。「とびひ」を治療せずに放置すると、兄弟、お友達に感染します。

感染するので通っている保育園、幼稚園、小学校を休むかどうかは、そこの方針は異なります。登園、登校可能かは、保護者の判断でなく医師の診断を必要とされます。

患部がかさぶたになりそれが綺麗になったところが完治の目安とされています。

完治するまで、できる限り他の人との接触を避けましょう。みんなが入るプール、お風呂には一緒に入ることができません。集団感染の可能性があるからです。肌を清潔にすることが必要なので、お風呂も「とびひ」の子どもだけ、湯船につからずシャワーにするなど工夫しましょう。

洗濯も菌が含まれた体液が付いている場合があるので感染している子どものものは、個別に洗濯をおすすめします。普段家族で共有しているもの、直接触れるタオルなども完治するまで別々にしましょう。すこし大変ですが、完治と感染させないためにも大切なことです。


「とびひ」の放置は危険です!

「とびひ」になると、自宅で治療することは難しいです。確かに市販薬の効能に「とびひ」の表記はありますが、感染した菌に対応した抗菌薬でないと治りません。その判断は医師でないと難しいです。合わない薬は悪化することになります。最初から皮膚科に行くほうがスムーズに治ります。

治療に合わせて、感染を防ぐこともしなくてはなりません。その処置は医療機関でのアドバイスが必要です。放置したら重篤になることはあっても自然治癒はありません。

「とびひ」が重篤なると発熱を伴います。何より全身が痒くジュクジュクして痛みもあるのですから不快感に苦しみます。完治するまでには、様々な制限ができ辛いですが治らない方がかわいそうです。

「とびひ」になるきっかけはほんの小さな水泡です。ですが、その中には感染力の高い菌が含まれています。子どもに水泡を見つけ次第、治療と感染防止に取り組みましょう。

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まとめ

「とびひ」の症状とはどんなもの?
「とびひ」になる過程と感染
「とびひ」になる原因菌
「とびひ」になった子どもの日常生活はどうなるの?
「とびひ」の放置は危険です

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