子供が小学生ならば、体調を崩した時は何の問題もなく小児科に連れて行かれると思います。でも中学生や高校生の年齢の時、小児科に行くべきか、内科に行くべきか、どちらがいいのか判断がつかない経験をされたことはありませんか?
そこで今一度 小児 科何歳まで OKか、というテーマを確認していきます。
小児科何歳までOK?知っておくともう迷わない!
小児科と内科の線引きは何か
内科は一般的に15歳以上、大人と同じ量の薬となる事が1つの目安基準になる事は確かです。小児科何歳まで、内科は何歳以上、法律で決まっていません。小児科学会も何歳以上になると診察しないという事は決まっていないのです。
ただ総合病院に小児科、内科がある場合、一応の線引きはしているようです。
怪我や症状によります!年齢だけで線引きされない病院
怪我をして整形外科に行く、アトピーなどの病気ならば皮膚科にかかる。花粉症でそれぞれのひどい症状の治療の為、耳鼻科に行く、眼科で診てもらうなど…病状に応じて病院を選んでいます。これらの怪我や症状の病気でかかる病院は年齢に関係していません。
怪我した部位や症状に応じて、外科系の病院受診が決まるのです。
頭
脳神経外科
顔
形成外科
目
眼科
耳や鼻
耳鼻咽喉科
口の中
口腔外科
骨や腱に至る深刻な怪我
整形外科
表面の皮膚
形成外科・皮膚科
病気・治療の小児科とは
ある意味、小児科は子供の内科にあたります。持病がある場合、幼少期から決まった主治医のいる小児科に通院し続けてこられたならば、大人になってもそのまま同じ小児科にかかるケースが多いのは納得がいきます。
冷静に考えれば、一番自分の病気の事を知っている主治医がいる所に通院するのが、最も安心できる病院だからと言えます。成人になってまだ持病と長いお付き合いになるようならば、先々の治療等を含め、いろいろとお医者さんが配慮されていることと思われます。
大人内科宛てに紹介状を出してくれるなど、今までかかっていた主治医がきちんと対応してくれると普通なら期待するところです。
しかし、その反面そこまで丁寧な扱いを望んではいけないという気持ちもあります。その端境期の引継ぎがうまくできていない現実もきっとあると思います。良い先生との出会いを誰もが望み、最善の治療を受けたいと患者やその家族は当然思っています。
大人になってからでも小児科に行っても大丈夫?!
時と場合によります。子供の予防接種で小児科に行った時、一緒に注射を打つ事は可能です。
例えば、子供のおたふくかぜの予防接種を受ける為、病院に行き、かかった事のない親も念の為接種したいと事前に病院に伝えれば、子供と一緒に注射が受けられます。インフルエンザなども大人が小児科で予防接種を受けられる種類のひとつです。
子供に関わる病院を再認識した上で
小児科は何歳まで?というテーマでいろいろと述べてきましたが、欧米では思春期を含めた10代の年齢まで小児科を受診するのが当たり前とされています。
そこには基本的な考えとして、その子供の病歴やその子の背景的な問題からくる病気であるならば、頼れる大きな存在の主治医にお任せすべきであるという考えが根底にあるのだと思います。このような捉え方を今の日本でも、一般的にするような兆候がでてきたみたいです。
子供が大人になるまでの、その子を取り巻く環境を整えてあげることができるのは大人であり、誰でもないその子の親であることは言うまでもありません。その役割をきちんとこなして、子供が心身共に健全に成長をしてくれる手立てを、見いだせるように心がけたいものです。
まとめ
小児科何歳までOK?知っておくともう迷わない!
小児科と内科の線引きは何か
怪我や症状によります!年齢だけで線引きされない病院
病気・治療の小児科とは
大人になってからでも小児科に行っても大丈夫?!
子供に関わる病院を再認識した上で