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年齢によって異なる子どもの湿疹の種類

shiro

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shisshin shurui

子どもはよく肌のトラブルを起こします。年齢によってあらわれやすい 湿疹 の 種類 は異なり、対処の方法も異なります。

放置しておくと、湿疹は悪化することが多く、なるべく早い段階で適切な治療を行うことが大切になります。


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年齢によって異なる子どもの湿疹の種類


- 目次 -

  • 子どもの湿疹とは
  • 新生児に多い湿疹
  • 新生児から乳幼児に多い湿疹
  • 幼児期から学童期に多い湿疹
  • 子どもの湿疹に気づいたら

子どもの湿疹とは

子どもの皮膚は薄いので、大人にくらべると肌が弱い状態にあります。ちょっとしたことですぐに肌のトラブルが起きます。中でも多いのは湿疹です。ちいさな赤ちゃんや子どもにはさまざまな湿疹があらわれますが、年齢によってあらわれやすい種類が異なります。

皮膚のトラブルは、早い段階で適切な治療が行われないと、症状を悪化させ、完治するまで長引かせてしまうことがあります。ちいさな赤ちゃんでは数日で、症状が一気に悪化してしまうこともあります。

日頃から、子どもの肌の状態をよく確認しておくことが非常に大切です。


新生児に多い湿疹

新生児の頃にみられる湿疹としては、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)がもっとも多いといわれています。脂漏性皮膚炎では、皮脂の分泌が活発な頭や顔のあたりにかさかさした湿疹ができます。

赤くなってかゆみを伴うことが多く、症状が進行すると、黄色い厚みのある鱗屑(りんせつ)とよばれるかさぶたで覆われてしまうこともあります。

症状の程度が軽く、かさついているくらいの湿疹なら、赤ちゃん用の低刺激のせっけんなどで丁寧に洗い、保湿してあげることで症状が改善していきます。症状が進んで、ひどくなってしまっているときには、ステロイド剤などを用いて治療することもあります。


新生児から乳幼児に多い湿疹

新生児から乳幼児に多くみられる湿疹としては、いわゆるおむつかぶれとよばれる接触皮膚炎とあせもがあげられます。

おむつかぶれは、赤ちゃんの尿や便のアンモニアなどが原因で発症する炎症です。おむつをつける時期の赤ちゃんには比較的よくみられる湿疹で、いつも同じ場所が赤くなったり、炎症が起きたりします。ひどくなるとただれて、痛みを感じることもあります。

おむつをはずしたままにすることはできないため、できるだけ頻繁におむつを交換するようにして、清潔を保つことが大切です。湿疹が出てしまっている部位は、やわらかいコットンなどでやさしく拭くように心がけます。

湿疹の程度によっては、亜鉛華軟膏やステロイド剤を用いて、治療を行っていきます。

あせもは、汗腺がつまってしまい、汗が正しく排出できず、皮膚の中に汗が留まり、炎症が起きてしまう病気です。

一般的にあせもとして認識されているものには、白い水ぶくれのようになるものと、赤い湿疹があらわれるものがあります。

あせもができてしまうときは、こまめにシャワーを使う、吸湿性に優れた衣類を頻回で着替えさせるなどして皮膚の清潔を保つように心がけることが大切です。

かゆみを伴うあせもの場合は、ステロイド剤を使って治療することもあります。赤ちゃんは言ってきかせても、かゆみがあるときには、掻いてしまうため、掻き壊さないように気を付けてあげましょう。

手にミトンなどをはめておくと、掻き壊しを減らす効果が高まります。


幼児期から学童期に多い湿疹

幼児期から学童期には、いわゆるとびひとよばれる伝染性膿痂疹や水いぼとよばれる伝染性軟属腫といった湿疹が多くみられるようになります。

とびひは、虫に刺されたところや擦り傷などに細菌が繁殖してしまい、膿疱や水疱ができる感染症で、患部を掻き壊して、どんどんほかのところに飛び火していくという特徴があります。

とびひはひどくなると、広範囲を治療することになってしまうため、はやめに治療することが大切になります。亜鉛華軟膏や抗生物質の入った軟膏などを用いて、治療を行います。症状の程度が重いときは、抗生物質を内服で飲んだり、点滴で入れたりすることもあります。

水いぼは、軟属腫ウイルスの感染によってできる良性の腫瘍で、ごくごくちいさなものから、えんどう豆ほどの大きさになることもあります。

触ると弾力が感じられる半球形をしています。いぼの中にはウイルスが入っているので、いぼを掻き壊してしまうと、ウイルスが出て、ほかの人に感染させてしまうこともあります。

水いぼがあるときは、幼稚園や保育園のプールに入れないと規則で決まっているところもあります。水いぼは、ピンセットで摘み取る治療が一般的ですが、痛みを伴うため、できるだけ数が少ないうちに行う方が子どもへの負担が少ないといえます。


子どもの湿疹に気づいたら

子どもはすぐに皮膚トラブルを起こします。多くの人と接触するようになる幼児期からは、気を付けていても伝染性のものをもらってきてしまうこともあります。普段から、清潔を心がけ、よく肌の状態を観察しておくことが非常に大切になります。

子どもの湿疹はあっという間に進行してしまうこともあります。いつもと違う肌の状態に気づいたら、早めに小児科や皮膚科などで相談しておくと症状を悪化させることが少なくなります。適切な治療で、健やかな肌の状態を保ってあげましょう。

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まとめ

年齢によって異なる子どもの湿疹の種類
子どもの湿疹とは
新生児に多い湿疹
新生児から乳幼児に多い湿疹
幼児期から学童期に多い湿疹
子どもの湿疹に気づいたら

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