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夜だけ装着で視力回復を臨めるコンタクトがある?危険性は?(後編)

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shiryoku kaifuku kontakuto

「夜だけ装着で視力回復を臨めるコンタクトがある?危険性は?(前編)」では、眼鏡やコンタクトレンズについてご紹介いたしました。

後編では、 視力 回復 コンタクト レンズの使用方法や安全性についてご紹介いたします。


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夜だけ装着で視力回復を臨めるコンタクトがある?危険性は? (後編)


- 目次 -

  • 視力回復する方法とは?
  • 視力回復コンタクトレンズは比較的安全?

視力回復する方法とは?

通常、近視になった場合、眼鏡やコンタクトレンズで視力補正をします。しかしこれはあくまでもそれぞれを装着した時のみ視力補正できることで、基本的には視力回復を目指したものではありません。

では実際、一度低下した視力を回復する方法はあるのでしょうか。

1つめの視力回復のための方法はレーシックです。レーシックは角膜にエキシマレーザーと呼ばれるレーザーで角膜を削って屈折率を調整する手術によって強度な近視や乱視を矯正するものです。

片眼数分程度で終了し、非常に手軽に視力回復ができることで、若い世代の人に広く浸透しています。また一度手術をおこなうことで効果は持続するメリットもあります。

しかしその一方で、術後の長期にわたるドライアイ、光を過剰に強く感じるなどの後遺症が出たり、矯正率が過剰になってしまったりする可能性もあるのです。

2つめは視力回復トレーニングをおこなうということです。毎週、または隔週に1回程度センターに通い、視力回復用の専用機器を使用して凝視訓練法という方法をはじめとした回復トレーニングをおこなうというものです。

しかしセンター数は決して多いとは言えないため、自宅の近隣にない場合、または多忙によりセンターに通うことが難しい人に対しては、トレーニング機器を購入して自宅でトレーニングをおこなうこともできます。

機器は症状によって異なり、数万円から十数万円程度かかります。そしてトレーニング期間も回復状況を見ながら、月数万円かかるものを1年前後から状況に応じて数年の期間が必要になります。

定期的に且つ長期間のトレーニングが必要ではあるものの、手術などで受ける体や精神的リスクがないため子供も体験しやすいと言えます。あるセンターでは6万人以上の回復者をもつほどの実績もでています。

3つめは視力回復コンタクトレンズです。オルソケラトロジーレンズと呼ばれる特殊なコンタクトレンズを就寝時に装着することで徐々に視力矯正をおこなっていくというものです。

視力補正をおこなう一般的なコンタクトレンズは装着したまま眠ってしまうことで角膜に十分な酸素が行き渡らなくなり、ドライアイをはじめとした角膜のトラブルを起こしてしまいます。

しかし視力回復コンタクトレンズは目を閉じ続けた状態で装着するため常に潤った状態で乾燥の心配がない上に、酸素透過率がソフトコンタクトレンズよりも高いものを使用するため、角膜への負担はあまり心配ないと言われています。


視力回復コンタクトレンズは比較的安全?

オルソケラトロジーと呼ばれる視力回復コンタクトレンズはおもに軽度、中度の近視や軽度の乱視を矯正するためのものです。

就寝時に特殊なコンタクトレンズを装着し続けることで角膜を平らに矯正し角膜の屈折率を変化させることで、翌朝コンタクトレンズを外しても視力が矯正された状態で保たれるというものです。

開始して数日間は、翌朝コンタクトレンズを外しても視力の回復度は弱いうえに、日中いっぱいその視力を保つことも難しい状態です。しかし就寝時の装着を継続することで視力回復度も強まり、日中ずっとその視力が継続していくようになるのです。

そのため日中裸眼で回復した視力を継続したい場合は、一度視力が安定したのちも数日に一回程度、就寝時のコンタクトレンズ装着をする必要があります。

またこの方法は正式に厚生労働省にも認可されているものです。しかしきちんと承認を受ける前からこの方法を取り入れている眼科医などが確認されたことにより、厚生労働省では当方法を取り扱う際のガイドラインを策定しています。

角膜を矯正するため装着するコンタクトレンズのカーブの形状はフィット感が非常に重要となります。

しかしカーブの形状が異なっていたり、使用方法に相違があることで目のトラブルを起こしかねないため、この方法をおこなう前には医師からの指導をしっかりと受け理解することが重要となります。

手軽に視力回復がおこなえることに加え、もし途中で違和感や抵抗を感じた場合は、自身で装着することを止めるだけでよく、レーシックとは異なり角膜への後遺症もないと言われています。

この方法はあくまでも就寝時のコンタクトレンズ装着を繰り返すことで日中の視力回復が認められるものです。そのため装着を停止することで、回復した視力はしばらく経つと元の状態に戻ってしまいます。

しかしこれはメリットかデメリットかというと非常に難しいものです。

費用も両眼で15万円から30万円程度と高額の上、数日に1回とは言え長期継続して就寝時のコンタクトレンズ装着を継続しなければ回復した視力を定着できないという点では多少煩わしさを感じるかもしれません。

しかし装着することを停止することで、性質上角膜の状態は元どおりになるという安心感もあり、不安を感じた時点で、自ら回復措置を中断することができると言うことはメリットと考えるべきかもしれません。

比較的安全で後遺症もないと言われている視力回復コンタクトレンズですが、日々のコンタクトレンズの衛生や保管などの取り扱いを間違えることで一気に悪影響をもたらすものへと変身してしまうことも確かです。

ほかの視力回復方法も含め、一生替えの効かない目に関わるもののため、安易に試してしまうことだけは避けるようにしましょう。

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まとめ

夜だけ装着で視力回復を臨めるコンタクトがある?危険性は?(後編)
視力回復する方法とは?
視力回復コンタクトレンズは比較的安全?

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