寒くなると子どもがなりやすい「しもやけ」は、冬の季節病です。しもやけになったら自然には治りません。悪化すると治療が必要になります。その前に治したいものですが、悪化したらすぐに治療しなくてはいけません。「 しもやけ 」の 治療 とは、どのようなものでしょうか。
子どものしもやけが悪化した！治療するには？
しもやけについて
しもやけは、血行が悪くなって起きる肌のトラブルです。冬は気温が低いため血行が悪くなりやすいのです。しもやけは、まず血行不良を起こしている部分が赤くなります。それがしもやけの初期症状です。
初期症状ではかゆみは感じません。それを放置していると徐々に痒みが感じられます。この段階であれば、ご家庭でも治すことができます。
初期症状でも子どもにとっては負担が大きいです。痒みがある場合、大人でしたらある程度我慢ができますが、子どもには出来ません。掻きむしってしまいます。痒みのために不快感もありますので、早く改善してあげたいものです。
受診が必要なしもやけの症状は？
しもやけの初期症状のうちであれば、血行を良くすることで症状は改善されるのです。ご家庭でもできるのですが、そうはいかない場合もあります。環境や体質、体調で、子どものしもやけはあっという間に悪化してしまう事もあります。
体の中でも手足になる、しもやけが悪化しやすいのです。悪化したしもやけの症状は、赤みから強い痒みが伴いますので掻いてしまいます。
水泡もできることがありますので、掻いて破ってしまいます。掻いた患部がひび割れ出血します。ひび割れる部分は曲げ伸ばしする関節が多く指を曲げると激痛が走ります。
傷になると、細菌感染が起きやすくなります。しもやけの痒みが引き続きあるので痛い辛い状態です。子どもの心身ともに大きな苦痛を伴います。ここまで悪化すると医療機関の受診が必要です。
しもやけの治療はどこを受診すればいいの？
しもやけの治療は、皮膚科を受診します。しもやけの治療の開始は早いほど良いのでできるだけ早く受信しましょう。
しもやけの治療は、主に塗り薬を処方されます。しもやけの症状にあった塗り薬を処方されます。しもやけ治療に必要な血行促進の効果のある成分がある塗り薬が使われます。場合によっては内服薬も処方される場合があります。
しもやけの治療では処方された薬が合わない、日数が経っても効果が見られない場合もあります。その場合は、すみやかに受診した皮膚科に申し出ましょう。違う薬を処方してくれます。
しもやけには市販の塗り薬が多くありますが、皮膚科を受診する方が早く治ります。また、子どもの場合も保険が適用されるので、市販の塗り薬を買うより安く治療できます。かゆみのあまり患部に掻き傷を作ってしまった場合は、特に皮膚科の受診をおすすめします。
しもやけを悪化させてはいけません
しもやけは、昔からある身近な肌トラブルで民間療法も様々あります。民間療法によっては、効果に疑問のあるものもあります。
例えば、しもやけは血行不良になって起こるので、針で患部から悪い血を出すというものがありますが、正しい治療法ではありません。しもやけ治療にもならない上に、傷を付けることは子どもに恐怖を与え、感染の心配もあります。
しもやけは、春になったら治るも正しいのですが、放置していい理由ではありません。悪化しても放置していると、細菌感染などで怪我になり、患部が壊死してしまい最悪切断の可能性もあるのです。
通常そのような状態になることは、まずありませんが注意の必要な肌トラブルなのです。たかがしもやけ、されどしもやけなのです。
子どものしもやけは、子どもだけで治すことはできません。大人である親が見つけ次第治療を行いましょう。
まとめ
子どものしもやけが悪化した！治療するには？
しもやけについて
受診が必要なしもやけの症状は？
しもやけの治療はどこを受診すればいいの？
しもやけを悪化させてはいけません