歯科 における 矯正 の 費用 は、自由診療のためすべて患者側が負担することになります。第一期治療と第二治療に分かれ、費用も各歯科医院で異なります。
分割払いや医療費控除を利用できる場合もありますので確認しましょう。
歯科で矯正する際にかかる費用について
矯正の費用はどれくらいかかるのか
歯の矯正は保険が適応されません。自由診療とされ、医療機関が自由に費用と治療内容を決めることができます。
どのような治療メニューになるのか、どの程度の費用がかかるのか事前に見積りを取り決めることが大切です。
子どもの歯の矯正は、乳歯と永久歯が混ざっている段階で矯正をする「第一期治療」と全部が永久歯である「第二期治療期」の2段階があります。子どもは成長するので、第一期治療で修了しない場合には、第二期治療を行います。
第一期治療で終わる場合と、第二期治療までかかる場合とではかかる費用は異なります。
治療費は、全額患者が負担するため高額になります。支払方法として、分割払いがありますがクレジットカードやデンタルローンを利用することもできます。クレジットカードは利用限度額以内ならその場で決済できるというメリットがあります。
クレジット払いに対応していない歯科医院もあるため事前に確認しましょう。歯科医院によっては直接分割払いの契約をすることもできます。12回払いや24回払いなど、回数や支払期限はそれぞれの歯医者で違います。
医療費が高額な場合、一定の金額が返ってくる医療費控除というものがあります。矯正の内容によっては対象となります。「かみ合わせが悪くて機能的な問題があるので矯正治療が必要」との診断を受けた場合は、確定申告で診断書を出せば控除を受けることができます。
1年間にかかった治療費と交通費が10万円以上になると医療費控除の対象となります。
第一期治療の費用
第一期治療の目的はすべての歯が永久歯になったとき、きれいな歯並びになるように顎の成長やバランスをとっていくものです。治療を始める段階は3歳から10歳までと言われています。
かかりつけの歯科医院で、歯の矯正をすすめられることが多いようです。費用は、おおよそ30万~60万円と言われています。
矯正のために初めて歯科にかかる場合は初診料がおおよそ6000円かかります。矯正のためのX線撮影や骨格を測るなどの精密検査や診断のための費用が、3万円から5万円必要です。
矯正自体にかかる費用として、25万円から50万円程度必要になります。そして、矯正後に日常生活に支障がないか確認をし調整のための費用として5000円ぐらいかかります。
費用に幅があるのは治療する機器の精度や様々な治療プログラムが関係します。これらを受ける場合は費用が高くなります。また、治療を始める年齢やどれくらい矯正するかによっても費用は異なります。
出っ歯や八重歯など、顎の骨格が問題である場合は早めに矯正を開始するので費用も高くなりますが、歯並びだけが問題である場合は第二期治療で本格的に矯正していきます。
第二期治療
第二期治療の目的は、永久歯の歯並びや噛み合わせを整えることが目的です。矯正を始める段階としては中学生くらいからです。
永久歯が生えそろって顎の成長が終わった頃にワイヤーとプラケットで矯正をしていきます。歯にプラケットをくっつけてワイヤーを通していき、ワイヤーの長さや曲がり具合を調節し歯を動かしていきます。
費用は、第一期治療から続けて行う場合は初期費用と診断料はかからず、矯正自体にかかる費用は20万円から60万円程度です。さらに、矯正後の調整費として5000円程度必要です。
第二期治療から矯正を始める場合は、約70万円から100万円になります。
治療内容は大人の矯正とほぼ同じで、頬側にブラケットをつける方法と下側にメタルブラケットをつける方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、子供によく説明をして選択しましょう。
まとめ
歯科で矯正する際にかかる費用について
矯正の費用はどれくらいかかるのか
第一期治療の費用
第二期治療