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親ならば誰でも心配になる乳児の熱。気になる対処法は?

shiro

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nyuuji netsu

熱 は、 乳児 の体調の変化を知るために大切な指針となります。発熱している時は、体がなんらかの防御反応を示しているということを念頭に、慌てずによく様子を観察しましょう。普段から、こまめに体温を計るようにしておくと、いつもとは違うということをすぐに察することができるようになります。病院で受診する際に、普段の熱がどのように上がり下がりしているかを伝えることができると、適切な判断をしてもらう材料のひとつとなります。


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親ならば誰でも心配になる乳児の熱。気になる対処法は?


- 目次 -

  • 熱が出た時、受診するかどうか
  • 熱がある時の家庭でのケア
  • 発熱を伴う乳児の病気

熱が出た時、受診するかどうか

乳児は、体温調節機能が未熟なので、ちょっとしたことですぐに体温が上がってしまいます。部屋の温度が高すぎる場合や、寒さを気にして着せ過ぎている場合にも体温が上昇します。

37度5分以下で、機嫌も良く、その他の症状がみられない時は、室温を調整したり、薄着にしたりして少し様子をみてみましょう。乳児は突然、他の症状があらわれたり、けいれんを起こしたりすることもあります。微熱程度でも、熱がある時には目を離さないように注意します。

そのまま平熱に戻ってしまえば、受診の必要はありません。ですが、機嫌が良くても、少しずつ熱が上がっていくようであれば、早めに受診しましょう。受診のタイミングは、曜日や時間によって異なります。できるだけ、夜間救急のお世話になることのないよう、近くの小児科の診察時間は把握しておくようにします。

熱が37度前後でも、息が苦しそうだったり、機嫌が悪かったり、母乳やミルクを飲まないといった時にはすぐに受診した方が良いでしょう。熱は指針のひとつですが、乳児の場合、言葉で伝えることができないので、全身状態をよく観察して、普段と違ってどこかおかしいと思ったら、かかりつけの小児科医を受診するようにしましょう。

けいれんが5分以上続いたり、激しい嘔吐や下痢があったり、意識がはっきりしないというような場合は、病院の診察時間外でもすぐに受診するようにします。地域の夜間救急の電話番号をあらかじめ控えておくと、慌てずに対処できます。


熱がある時の家庭でのケア

なんらかの病気が原因で熱がある場合は、家で安静にすることが大切です。解熱剤は、医師の指示通りに使います。熱性けいれんを起こしたことがある乳児には、解熱剤を使用しないという医師も多いので、かかりつけの小児科医の指示に従うようにしましょう。

手足が冷たくなり、寒気を感じる熱の上がりはじめの時には、布団や毛布などで温かくします。本人が嫌がるようなら、布団では暑すぎるのかもしれません。もう少し薄手のものをかけてあげて、様子を見るようにします。

熱が上がりきると、全身が熱くなり汗をかくようになります。手足を触って熱い時は、布団を薄いものに変えてあげましょう。手足を布団の外に出し、体温を逃がしやすくします。汗をかいたと思ったら、こまめに着替えをさせましょう。おむつを替える際は、脱水になっていないかの指針になりますので、どれくらいおしっこをしているかよく観察しておきます。

熱がある時は、水分の補給が非常に大切です。少しずつ、回数を多くして、与えるようにしましょう。母乳やミルクを飲めるならそれでも大丈夫ですが、冷たい方が飲みやすい時は、麦茶や湯冷まし、イオン飲料などを少し冷やしてあげても良いです。イオン飲料は大人用のものだと濃すぎるので、必ず乳児用のイオン飲料をあげるようにします。

冷却用のシートは、太い動脈が通る首の耳の下あたり、腋、足の付け根の部分に貼ると効果的と言われています。ただし、乳児の場合は寝返りなどで冷却シートがずれて、口や鼻を塞いでしまう危険があることから、顔まわりには貼らないようにします。嫌がらないようであれば、腋や足の付け根部分に貼ってあげるようにしましょう。

熱はこまめに測り、必ず推移を記録しておくようにします。小児科で専用の記録紙をくれることもありますが、メモでも大丈夫ですので忘れずに検温し、記録しておきましょう。

大切なのは、子供の様子をよく観察して、そばについていてあげることです。乳児は症状が一気に変わることもありますので、目を離すのは厳禁です。


発熱を伴う乳児の病気

発熱は病気のサインのひとつですが、他の症状をよく見てあげることが、正しい判断への道筋になります。発熱を伴う、乳児によくある病気を知っておくと、観察ポイントを知ることにも繋がります。赤ちゃんは言葉で表すことができないので、全身をよく観察してあげる必要があるのです。

鼻水や咳、くしゃみが出て、微熱程度から高熱まで幅広い発熱で現れるのは風邪や気管支炎などが考えられます。抵抗力の弱い乳児は、疲れなどで風邪を引きやすくなります。鼻水の色や粘り、咳の音などをチェックしておきましょう。

突然高熱が出て、頭を振ったり、耳を触ったりする時は中耳炎が考えられます。中耳炎になると耳の中から頭にかけてとても痛くなりますので、非常に機嫌が悪くなります。

乳児特有の病気のひとつに突発性発疹があります。これは高熱が出ているのに、他の症状がみられず、機嫌も良いというのが特徴の病気です。熱が下がった後に、発疹が出て初めて確定診断が得られる病気です。

全身をよく見て、発疹がないか、口や喉に白い斑点ができていないか、目は充血していないか、便の状態はどうかといった、少しでも普段と違うと思ったことは、医師に伝えるようにします。乳児の熱は、親がきちんと見てあげることで、病気の重症化を防ぐことができる可能性があるのです。

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まとめ

親ならば誰でも心配になる乳児の熱。気になる対処法は?
熱が出た時、受診するかどうか
熱がある時の家庭でのケア
発熱を伴う乳児の病気

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