感染力の強いノロウィルスにかかると、下痢やおう吐などの症状が発症します。健康な人ならば自然治癒力で問題なく対応できるウィルスですが、免疫力が低い子供や高齢者がいらっしゃるご家庭では特に対策が必要です。
ノロウィルス 対策に 予防接種 が有効か?そもそも予防接種があるのか確認が必要です。
ノロウィルス感染予防とその対策は?予防接種はあるの?!
ノロウィルスとは
ノロウィルスは冬季に流行る感染性胃腸炎の原因の1つです。集団生活をする学校・職場・家庭内でうつる場合が多く、早期に症状を把握することが先決です。
それは病状の悪化を防ぐだけでなく感染予防にも結びつきます。素人判断をせず、怪しいと思ったらすぐに病院に行くべきです。その判断こそが自分自身の為でもあり、周りの人たちの為にもなることをきちんと知っておくべきです。
二枚貝に多くノロウィルスがついている可能性が高い!
ノロウィルスがついている食品は、加熱することでウィルスを消滅させる事ができます。一番気を付けるべき食品は二枚貝等であり、ノロウィルスがいる可能性が高い食品です。危ない食品は中心部までしっかりと熱を通す事が重要です。
ほとんどの食品であれば75度で1分間以上、二枚貝等は85度~90度で1分半以上熱を加える事で十分に安心して食品を頂くことができるのです。なるべく生食での食品を口にしないことをお勧めします。
冬季にノロウィルスが流行しやすい時期に、たとえばお寿司屋さんで肝が付いているホタテなどの貝類のネタを生でお子さんが食べる場合、少し考えた方が良いと思います。親や大人が安心して生ものでも大丈夫と思えるならばお召し上がり下さい。
常に二枚貝はご注意頂いた方が良いです。自分自身で調理する時も中心部分まできちんと加熱することを心がけて、安全に食事をとるようにすればかなりの確率でノロウィルス感染を防ぐことができます。
公衆トイレなどだけでなく、自宅のトイレでも注意は必要です
日常生活から常に健康管理に気をつけることは言うまでもありませんが、万が一ノロウィルスに感染しても、病状を悪くしない方法はあります。さらにノロウィルスは症状を発症していない人でも感染している場合もあるのです。
ですからトイレに入る時には、特に慎重にすべきです。必ず使用前に便座の除菌をして、トイレから出た後はきちんと手洗いをすることを忘れずに行うべきです。そして調子が悪くなった時は、迅速に医療機関を受診し、感染を広げないように努めなければなりません。
ノロウィルスの対策
日々の生活でできる予防策は、手洗いとうがいを習慣つけて行うことです。濡れたタオルは菌が繁殖しやすい状態なので、なるべく新しいタオルか使い捨ての紙タオルを使用することが望ましいです。手洗い後、消毒液も使うとより一層効果的であることは言うまでもありません。
もしノロウィルスでおう吐物などの処理する場合、アルコール消毒ではなく徹底した塩素消毒をする必要があります。ウィルスを広げないためにも、マスクや手袋をつけてすばやく処理します。
使用したいろいろな品々はビニール袋に入れ、ウィルスが飛び散らないようにすることが必須です。手袋を外してからも丁寧に手洗いをして感染を防ぐように意識を持つことが一番大切です。
ノロウィルス予防接種の有無
ノロウィルスワクチンは現時点では開発中なので、まだしばらく出回るまで時間がかかりそうです。ノロウィルスワクチンは開発進行形の状況なので、認定されて許可が下りるまではきちんと自分自身でウィルスから身を守らなければなりません。
予防策を知り、適切に対処すれば怖がることはないのです。ただ基本的な正しい知識を持ち対応する力があれば重篤にならずに未然に防ぐことができることを認識しておくべきです。
まとめ
ノロウィルス感染予防とその対策は?予防接種はあるの?!
ノロウィルスとは
二枚貝に多くノロウィルスがついている可能性が高い!
公衆トイレなどだけでなく、自宅のトイレでも注意は必要です
ノロウィルスの対策
ノロウィルス予防接種の有無