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早めの発見で短くできる虫歯の治療期間

ka

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mushiba chiryoukikan

子どもは学校で新学年に進むと健康診断で歯科検診があります。検診で虫歯が発見されることがあります。

病気に関しては学期末よりも早めに保護者のもとへ通知されますから、早めに治療をおこなうようにします。すると 虫歯 の場合には 治療期間 を短くてすむことが多いです。


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早めの発見で短くできる虫歯の治療期間


- 目次 -

  • 虫歯の進行のぐあい
  • フッ素塗布と虫歯予防
  • 学校の歯科検診はたいせつ
  • 歯科治療は後回しにしない
  • 歯科で歯の健康診断を
  • 虫歯の治療
  • 歯科治療の期間の短縮
  • 早めの発見が肝心
  • 子どもでありながら永久歯を失う

虫歯の進行のぐあい

虫歯は食べ物が歯に残り、その部分に細菌が繁殖し歯垢をかたちづくります。歯の表面は一見するとかたくなめらかにみえます。

しかしその表面をうすくおおうエナメル質にはこまかく規則正しいみぞがあります。そのあいだに歯垢ができやすく、その部分からおかされていきやすいものです。そのために子どもはフッ素塗布の機会が設けられており、そのみぞをうめていきます。


フッ素塗布と虫歯予防

自治体によってその取り組みはことなります。年に2回ほど無料で塗布する事業を行っている自治体があります。そのような取り組みによって30%ほど虫歯のできる率を下げたデータがあります。多くの塗布事業を行っているところでその効果が実証されています。


学校の歯科検診はたいせつ

学校で新学年に進学すると健康診断があります。そのなかで歯科検診の項目があり学校歯科医が診断します。その診断で虫歯が見つかることがあります。

こうした病気が見つかった時にはただちに保護者のもとに知らされます。病気に関しては学期末よりもかなり早めに保護者のもとへ通知されます。


歯科治療は後回しにしない

せっかく通知を早めにもらいながら、時間のある夏休みになってから治療に行こうと後回しにしてないでしょうか。虫歯の場合にはそれはよくありません。

発見されたらただちに早めの治療をおこなうようにします。すると虫歯の場合には治療期間を短くて済むことが多いです。


歯科で歯の健康診断を

学校の歯科検診はふつうは1年に1回です。したがってそのあいだに虫歯ができて進行してしまうことが考えられます。心配なときにはそのあいだになる時期(秋など)に、一度歯の健康診断を歯科で受けるといいです。


虫歯の治療

その理由は虫歯の早期発見にあります。まだ虫歯が歯の表面にとどまっていて、虫歯の周囲の歯を削るにしても、ごく浅く周囲も含めて削るだけですむからです。

しかも最近の歯科治療は技術が進歩していて、その程度の歯をけずった部分ならば、紫外線を数分間あてると硬化する樹脂を用いて穴埋めします。

この樹脂は時間がたつにつれてかたさが増していきます。したがって治療後すぐは固いものは食べられませんが、しばらくのちになると食事がふつうにできるようになります。しかも歯の色とほとんど変わりませんから、見ためを悪くすることはほとんどありません。


歯科治療の期間の短縮

以前は主として銀アマルガムを使っていましたので、型をとりそれができあがると調節して削った場所へはめるといった一連の治療方法が行われてきました。そのため治療の期間もながくなりがちでした。しかも見ためもよくありませんでした。

上に示した樹脂の利用が進んだこと(保健医療)で歯の治療後の見ためがよくなり、しかも治療期間を短くすることができるようになりました。


早めの発見が肝心

フッ素塗布や歯みがき指導など学校を中心に、虫歯への進行をおさえるための取り組みがおこなわれています。

それでも虫歯は歯のメンテナンス次第ではできてしまうことがあります。しかもいったん虫歯ができてしまうと、それから先の進行は急速にすすむことが知られています。

歯垢がかたまって歯石になってしまうと歯みがき程度では簡単には落とせなくなってしまいます。歯石は歯科でおとしてもらうしかありません。歯石ができてしまった状態は虫歯菌にとってはいごこちのよいところができたも当然です。

そこに常駐して歯の奥のほうへ進んでいき歯を破壊します。そしてするどい腫れや痛みを生じるようになります。こうなってしまうとむかしとあまり変わらない治療期間が必要になってしまいます。


子どもでありながら永久歯を失う

子どもでありながらすぐ下に準備できている永久歯まで虫歯にしてしまうケースもみられます。こうなると治療期間が長くなるばかりか、これから長く世話になるはずの永久歯を最初からきれいなすがたでみることもできなくなってしまいます。

しかもその永久歯をはじめから不十分な虫歯の状態で使わなくてはなりません。これでは健康寿命がおぼつかなくなることが考えられます。その理由は歯の残存率が健康寿命と相関があることが知られているからです。

すでに子どものうちにこの歯を失うかもしれないリスクを抱えてしまうことになりますから、虫歯については早期発見、早期治療をこころがけたいものです。

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まとめ

早めの発見で短くできる虫歯の治療期間
虫歯の進行のぐあい
フッ素塗布と虫歯予防
学校の歯科検診はたいせつ
歯科治療は後回しにしない
歯科で歯の健康診断を
虫歯の治療
歯科治療の期間の短縮
早めの発見が肝心

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