子供 の口の中に 口内炎 ができ 病院 を訪れることがあります。とくに口はよく動かすので痛みを感じやすく気になるものです。症状に合わせて病院での治療と家でできることとをまとめます。
これらの対処法で、ある程度気を紛らせて回復を早めてやり過ごすことができるようになります。
子供の口内炎|症状に合わせて病院と家でやること
子供の口内炎
口の中が変だと子供がうったえることがあります。口の中をみると白い斑点のようなものができていることがあります。これは口内炎のことが多いです。
からだの抵抗力が落ちたとき、ビタミンが不足した時などにちょっとしたきずなどから口の中の細菌が侵入し、炎症がひろがったものです。
気になる場合にはどう処置すべきでしょうか。
ヘルペスか口内炎か
すでに口内炎らしきものが口の中にできていても痛みのタイプによっては違う病気で起こる症状のことがあります。
その一例が口唇ヘルペスです。これは人から人へと口移しで食べ物を与えたり、ウイルスがついた手を口に持って行ったことなどで口のまわりに感染します。
このウイルスは口内炎とよく似た口の唇や粘膜との境あたりに感染しやすく、どちらも痛みをともなうことが多いです。疲れているときにできやすい点も共通です。
両者は混同されやすいものです。どちらか迷うときには病院で診断を受けるとよいです。
ヘルペスはウイルスで起こるので抗ウイルス剤などが処方されます。
一方、口内炎はべつの薬、例えば抗菌剤などが使われます。
ヘルペスに口内炎の薬は効きませんし、その逆も同様です。的確な薬を使わないと症状の改善には結びつかないでしょう。
参考までに両者で痛みはちがいがあります。
口唇ヘルペスのほうはチリチリした痛みです。それに対して口内炎のほうは刺すような痛みと多少違いがあります。
口内炎の対処法
口内炎ができるときには体調がすぐれないときが多いです。疲れがたまっているときなどによくできることはないでしょうか。
子供も同じで普段と違う旅行から帰ってきてとか、病中病後などの際に口内炎ができていることはないでしょうか。
疲れや体調不良からくる口内炎に対しては、病院ではビタミンBを中心にした薬剤が投与されることがあります。
家でもビタミンB群の豊富なレバーや豚肉などを使った料理を食べさせるとよいでしょう。
体力が落ちているときには早めに栄養補給を行うことで口内炎に進行することを未然にふせぎましょう。
また日ごろから外遊びやスポーツを通じて体を動かして体力をつけるとよいでしょう。その際には疲れすぎないように楽しみを中心にした活動から入るのがよいです。
口の中を清潔に
口内炎ができた以降でも口のなかの清潔を保つ目的でうがいをします。歯みがきや舌についてもなるべくきれいにしておくことで、症状の回復を促すことができます。
これらは家庭や学校でできることです。
口内炎とのつきあい方
口内炎はくりかえしやすいものです。したがって子どもでもまた口内炎ができたと自分の生活や体調を振り返ることがたいせつです。
病院にたよるばかりでなく、こうした日ごろの生活習慣の中で口の中の清潔などの健康面を振り返るきっかけにします。
うがいや歯みがき、体力づくりを率先してやれる環境を保護者ともども習慣になるようにすることが、子供の健康管理につながるかもしれません。
口内炎はその指標となります。口内炎ができにくい環境や生活をある程度リズムを維持できるようにするとよいわけです。
そして少しずつ体力がついて口内炎ができにくい体質へとかえていくことができるでしょう。
このように口内炎の症状は日ごろの生活習慣のバロメーターといえるでしょう。日ごろの生活を見直すきっかけにします。
まとめ
子供の口内炎|症状に合わせて病院と家でやること
子供の口内炎
ヘルペスか口内炎か
口内炎の対処法
口の中を清潔に