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自閉症を疑う赤ちゃん。その特徴と対象法は?

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jiheisyou akachan tokuchou

最近、よく耳にする発達障害。発達障害とは、広汎性発達障害や自閉症スペクトラム障害とも呼ばれ、最近では発達凸凹と呼ばれる風潮もあります。主に、高機能自閉症、自閉症、アスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)のことを表しますが、今回は「 赤ちゃん の 自閉症 」の 特徴 や診断についてご紹介します。


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自閉症を疑う赤ちゃん。その特徴と対象法は?


- 目次 -

  • 自閉症って何?
  • 赤ちゃんの診断の難しさ
  • 特徴
  • 相談
  • 予後
  • まとめ

自閉症って何?

自閉症とは、社会性やコミュニケーション能力に乏しく、想像することが苦手な障害です。相手の気持ちが想像しにくく、悪気なく失礼なことを言ってしまったり、嫌がることをしてしまうこともあります。言葉を言葉通りに受け取る傾向があり、抽象的な言葉が苦手です。また、想像性が乏しく、予測することが苦手なため危険性を理解せず危険なことをしてしまうこともあります。

社会性やコミュニケーション能力の点では、うまく人との距離が保てず、人と関わろうとしない、もしくは人との距離感が近すぎてしまうことなどが挙げられます。特に幼少期は、会話のキャッチボールが難しく、話しかけられても答え方が分からず無言の場合やオーム返し、1問1答になる傾向があります。アウトプットがうまくいくようになると、自分の興味のあることだけを一方的に話す傾向があり、会話が成立しないこともあります。

その他、発達の凸凹が認められます。定型発達の場合は、物事が平均的にできますが、自閉症児は、得手不得手の差が非常に大きいという特徴があります。

自閉症は、知的障害を伴うケースもありますが、伴わないケースも多くあります。そのような場合、外見から自閉症と判断することはとても難しいでしょう。


赤ちゃんの診断の難しさ

自閉症を赤ちゃん期に見分けることは極めて困難です。なぜなら、発達障害とは、主に発達の遅れや認知の遅れ、社会性やコミュニケーション能力の遅れなどを、行動観察を通し見極めるものです。MRIや脳波などの検査を行う病院もありますが、たとえ自閉症であっても脳に異常が認められないケースもあります。

赤ちゃんは、まだ物がハッキリと見えず、人の顔を認識することができません。また、自分と他人との境界線がないため人とうまく関わることができません。ですから、行動観察を通し、自閉症と判断することは極めて困難です。

成長に遅れがみられる場合でも、早産の場合などは少し成長が遅れますし、家族構成や兄弟の有無により成長の速度は変わります。ですから、成長に遅れがみられる場合でも、必ずしも自閉症とは限りません。

ですが、もしご家族や上のお子さんが発達障害の場合は、発達障害を疑うことができます。現代医学では、自閉症は、先天的な脳の機能障害とされ、遺伝的要素のある可能性が示唆されています。ですので、赤ちゃんであっても、発達や成長に遅れや異常がみられる場合は、各市町村の保健所や療育センター、発達障害の専門医に相談しましょう。


特徴

赤ちゃんの頃は、個々により発達の速度が異なりますので、発達の遅れだけに注目をし、発達障害を疑うことは危険です。さらに、育てにくさを感じた場合も、それがお子さんの性格によるものなのか、もしくは発達障害によるものなのか判断することは極めて困難です。1歳6ヵ月頃から自閉症の特徴が表れ始めますが、赤ちゃんの頃は以下の特徴があるか観察してください。

赤ちゃん

  • 養育者を認識している様子がみられない。
  • 抱っこをすると、泣くもしくは反り返り嫌がる様子がうかがえる。
  • 偏食が認められる。(食べられるものが限られている)
  • 蚊にさされても気が付かない、ケガをしても痛がる様子がみられない。もしくは、痛みに敏感すぎる。

1歳半~

  • 意味もなく走り回る。
  • 同じ遊びを繰り返す。
  • 常同運動が認められる。(クルクル回る。手足をパタパタさせる)
  • 物事を伝えようとしない。
  • 自分の楽しみや興味を養育者と共有しようとしない。(おもちゃを見せにくるという行為がない)
  • 養育者の後を追いかけ、養育者がいないと寂しがるという感情がみられない。

※症状は、千差万別ですのでこれに限りません。

これらの特徴が認められる場合は、各市町村の保健所や療育センターに相談しましょう。


相談

相談機関

  • 保健所
  • 療育センター
  • 発達障害支援センター
  • 児童相談所
  • 発達障害を専門に扱う病院やクリニック

予後

自閉症を含めた発達障害は、幼児期に早期療育を受けることにより、後に社会に適応する可能性が高くなります。知的障害の有無にもよりますが、知的障害のない場合は、多少学校側の配慮は必要となりますが、普通級に所属し、周りと同じように受験をし、進学や就職をすることは可能です。

知的障害を伴う場合は、知的障害により支援学級になります。ですが、早期療育を受けた場合は、自閉症自体の症状や特徴は緩和されてゆきます。将来的には、特別支援学校や高等専修学校という進学の選択が可能でしょう。


まとめ

自閉症と聞くと「どうしたら良いのか分からない。」と、感じるでしょうが、早期療育を受けることにより、社会に適応できる確率は高くなります。発達に異常がみられる場合は、専門機関などを受診し、なるべく早い時期から療育を受けるよう心がけましょう。

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まとめ

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自閉症って何?
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特徴
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まとめ

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