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インフルエンザウイルスによる症状と特徴

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infuruenza virus

インフルエンザは インフルエンザウイルス による感染症で、一般的に知られているA型・B型の他、C型や新型もあります。短時間で強い症状が出る上、他人に感染させる危険も高いです。

最近では、迅速診断キットが普及して早期にインフルエンザの診断ができるようになりましたが、検査のタイミングによっては正しい結果が出ない時もあり、注意が必要です。


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インフルエンザウイルスによる症状と特徴


- 目次 -

  • インフルエンザと風邪の症状の違い
  • インフルエンザの検査方法
  • インフルエンザウイルスの型

インフルエンザと風邪の症状の違い

毎年冬場になるとインフルエンザが流行して学級閉鎖になったり、会社を欠勤する人が多くなったりします。インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症で、40度近い高熱や寒気、激しい咳、頭痛、筋肉痛、関節痛等の症状が出ます。

通常の風邪もウイルスによる感染症ですし、発熱や寒気、咳、鼻水といったインフルエンザに類似する症状も出ます。

しかし、風邪の場合は症状がのどや鼻に局所的に出るのに対し、インフルエンザでは全身に重い症状が出て非常に辛い思いをします。また、風邪では鼻水が引きはじめから出るのに対し、インフルエンザでは発病した後から出ます。

風邪の場合ははっきりとした症状が現れる前に、何となくのどや鼻に不快感があるといった前触れがありますが、インフルエンザの場合はウイルスに感染すると短期間で強い症状が出ます。

インフルエンザにかかった時に急激に症状が出るのはインフルエンザウイルスの潜伏期間が1~3日程度と短いためですが、インフルエンザの症状が出てから3~7日間はウイルスを排出し続けます。そのため、風邪に比べて症状が長引きますし他の人に感染させてしまう危険も高くなります。

このように、風邪とインフルエンザでは症状の出方に違いがあります。インフルインザと疑われる自覚症状が現れた場合は、症状を悪化させないためにも、また感染を広げないためにも、病院で診察を受けましょう。


インフルエンザの検査方法

インフルエンザと思われる症状が出た場合、病院に行ってインフルエンザウイルスに感染しているかを調べますが、近年、迅速診断キットが広く用いられるようになり簡単に短時間で検査ができるようになりました。

迅速診断キットでの一般的な検査方法では、患者の鼻やのどの奥を長い綿棒のようなもので拭って検体を採取し、インフルエンザウイルスがいるかいないかを調べます。

迅速診断キットは、15分程度で結果が出る上、一目ではっきりと判定でき、インフルエンザウイルスの型がA型かB型かも診断できますので、早期にインフルエンザの治療を開始できます。

しかし、迅速検査キットには注意が必要な点もあります。インフルエンザに感染していても感染の初期だとまだウイルスの数が少なく、キットで検査をしても陰性と判定されてしまう場合がある事です。

逆に検査するタイミングが遅すぎて発症から48時間を超えてしまうと、ウイルスが大量に増殖してますます体調が悪化する上、タミフル等の抗インフルエンザ薬が使えなくなってしまいます。

診断キットでインフルエンザを判定するには、発症してから12~24時間経過した頃に検査を行うのが最適です。

迅速診断キットも100%インフルエンザを診断できるわけではありませんので、もし結果が陰性であっても、インフルエンザと疑わしい症状が続くようであれば、再度受診して検査を受ける事をおすすめします。


インフルエンザウイルスの型

インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3つの型があり、毎年流行するのはA型とB型です。

特にA型は、感染力が非常に強く世界規模で大流行する恐れがある、症状が強く出る、変異しやすいといった理由で最も注意を要します。

インフルエンザウイルスが侵入しても、体内の免疫システムによって抗体ができてウイルスを撃退してくれますが、ウイルスに変異が起こると免疫が働かなくなり、インフルエンザに感染しやすくなります。

B型は、症状が風邪に類似している点が多く、A型より軽い傾向にありますが、消化器系に症状が出やすいです。

C型は季節に関係なく、5歳以下の幼児に感染しやすいです。かかっても鼻風邪のような軽い症状が出る程度です。

毎年12~3月頃に流行する季節性インフルエンザでは少しずつウイルスの性質が変異しながら毎年流行を繰り返します。しかし、突然変異によって季節性インフルエンザと大きく性質が異なるウイルスが出現すると新型インフルエンザとなります。

多くの人は新型インフルエンザに対する免疫を持っていないため感染が拡大しやすく、症状も強く出ます。パンデミックと呼ばれる大流行を引き起こし、社会生活に影響を及ぼす恐れがあります。

季節性インフルエンザでも新型インフルエンザでも、発症すると重症化する事もあります。予防接種を受ける、こまめに手洗いうがいをする、」マスクを着用する、加湿器を利用して部屋の湿度を適正に保つ等の対策を行いましょう。

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まとめ

インフルエンザウイルスによる症状と特徴
インフルエンザと風邪の症状の違い
インフルエンザの検査方法
インフルエンザウイルスの型

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