胃炎 で胃が痛む状況 とは 無視できないものです。それは子どもも大人も同じです。少しでも早く痛みから解放させてやりたいものです。繰り返し痛むのか、食事の前か後かなど痛む状況をよくつかんだうえで、医師の診断をうけるといいです。
胃炎ならば食べ物や生活で思い当たることがないか見直してみましょう。
痛みをおさえたい子どもの胃炎とは
子どもの「おなかが痛い」とは
子どもが「おなかが痛い」と言ってくることがあります。そのときには周囲を見渡して、思い当たることがないかたどってみます。子ども自身にはなかなかおなかが痛いことの原因をたどるのは難しいからです。
とくに痛みつづける場合には、こうした情報をある程度把握したうえで医師に診察してもらうとよいです。
「おなかが痛い」の原因をさぐる
とくに食べた物はどうでしょうか。ここ数時間のあいだで口にしたものについて、思い当たることがないでしょうか。もちろん食べ物でないものを飲み込んだとか、薬品を飲んだということならばただちに病院を訪れましょう。
ふだんよりたくさん食べた形跡はないか、保護者の方と同じものだったら自分はどうかと考えてみます。食べすぎたことで胃を荒らして起こる場合もありますし、胃に負担がかかっていることも考えられます。
おなかが痛いといっても、どのあたりが痛いかによってさまざまな病気が考えられます。同時に熱がないかとか、吐き気や下痢などはないかを子どもにたずねます。
こうした同時に出ている症状は、医師が診察をするうえで重要な情報になります。医師がイメージする病気は多岐にわたりますから、病気の候補をしぼっていくうえで、こうした情報が助けになります。
子どもの急性胃炎
急性胃炎の診断だったとします。急性胃炎の症状は、胃の上のほうにもたれる感じがよくあります。食後におなかが痛くなります。胸やけしたり、吐き気がしたりすることがあります。だるさを訴える子どももいます。食欲はなくなりがちです。
急性胃炎には、大きくわけるとふたつの原因があります。外因性のものと内因性のものです。このうち外因性の胃炎については、暴飲暴食、胃に負担のかかる薬の服用、香辛料などのとりすぎなど胃にダメージを与えがちなものを口にしたときに起こります。
こうしたものは胃の粘膜組織をいためやすいものです。胃の粘膜がいたんだ結果、胃酸が直接、胃の内壁に接触するので胃が荒れて痛みます。
それに対して内因性の胃炎があります。こちらは感染症に伴うものや、アレルギー反応として起こる胃炎です。
急性胃炎の症状と治療とは
いずれも急性胃炎の症状としては痛みや胃のあたりの不快感、吐き気などを伴います。胃の粘膜のただれや発赤などを生じています。したがって軽い状態ならば、医師によって胃炎の原因を取り除いたり、胃粘膜剤や制酸剤などの投与がおこなわれたりします。
さらにしばらく食べ物をとらないで胃を休めて、胃粘膜の修復をうながす処置がおこなわれることがあります。
重い症状のときには入院して、輸液や鎮痛剤の投与、場合によっては手術することがあります。
こころの状態と胃炎
こうした症状があるのに検査しても胃に異常がないことがあります。このような場合には心理的な要因が考えられます。こうしたことに思いあたることはないか考えてみます。
また、子どもが不安に思っていることや問題をかかえていなかどうかについて、よく観察してみます。医師から病気でないと説明してもらうだけで改善する場合があります。そうでなくてたびたびつづくようならば、心療内科に相談してみるとよいでしょう。
まとめ
痛みをおさえたい子どもの胃炎とは
子どもの「おなかが痛い」とは
「おなかが痛い」の原因をさぐる
子どもの急性胃炎
急性胃炎の症状と治療とは
こころの状態と胃炎