わが子の イボ 治療 に初めて関わる場合、水イボが多いかもしれません。保育園や幼稚園などの集団生活がはじまると感染手段も増えて、なる可能性が非常に高くなります。水イボ以外にもイボの種類は多く、治療法もさまざまなようです。今回はイボの治療を紹介します。
イタイ!子供が嫌がるイボ治療選びは頭を悩ます(前編)
イボとはなに?
イボとは体の皮膚にできるできもので、多くのイボが小型で円形に盛り上がったもので角質にできます。一般的には百何十種類もあるヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルス感染によってできたものをイボと呼びます。医学的には疣贅(ゆうぜい)と呼びます。
ほとんどのイボには痛みを感じません。イボは全般的な年齢にできるものではありますが、免疫力が未熟な子供がなりやすいといわれています。イボの種類によって治療方法も異なります。
イボの種類
イボとはある統一した症状のものについた病名ではありません。イボにもさまざまな種類があります。
一般的にイボと言われるものはこの尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)にあたります。おもに外傷により炎症しやすい場所になりやすく、傷口からウイルスが侵入して感染します。手足にできた場合は皮膚が硬くなり、顔にできた場合は糸状に盛り上がりができます。
水イボという呼び名で広く浸透しているイボは、正式には伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)という名称になります。保育園や幼稚園、小学校などの集団生活をする免疫力が未熟な子供が感染する可能性が高くなります。
数mmの白っぽいぷっくりと丸く腫れあがった粒上のイボが体の各所にできます。おもにプールの時期に感染者が急増します。
ただしプールの水が原因で感染するのではなく、プールなどの公共の場で使用する共有するビート板やタオル、足ふきマットなどに触れることで感染します。
青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)は幅広い年齢層にできるイボですが、性別にみると比較的若い女性に罹患者が多いといわれています。別名顔イボとも言われ、顔そりや髭剃りで誤って切ってしまった傷口などの炎症箇所から感染します。
ほとんどの場合、感染性のイボとは思わず、ニキビと判断してしまう人が多いために、自分で潰してしまったりすることで感染が顔中に拡がってしまうことが多いようです。数mmで肌色、または褐色をしているためそれほど目立つことはありません。
多少かゆみを伴う場合もありますが、数週間の自然治療で治るものがほとんどです。ただし罹患中は顔を清潔に保ち、一度顔を拭いたタオルは別の箇所では使用せず、すぐ交換するなどして、それ以上の感染を防ぐように心掛けましょう。
足の裏にできるウイルス性のイボをミルメシアと言います。足の裏にできるミルメシアは全身の体重がかかるため、ほかのイボと比較してあまり丸みは帯びていません。皮膚の奥深い部分にウイルスが侵入するため非常に完治までに時間がかかるとされています。
点状疣贅はHPV63型のウイルスが原因で発症する細かいイボです。おもに足の裏にできやすいとされています。
まとめ
イタイ!子供が嫌がるイボ治療選びは頭を悩ます(前編)
イボとはなに?
イボの種類