子供の病気いろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / 代謝異常&生活習慣病 / 肥満化 / 肥満細胞は太る事と全く関係ない。では太る細胞は何!?

肥満細胞は太る事と全く関係ない。では太る細胞は何!?

o-

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

himansaibou

肥満細胞 と聞くと、太ってしまうようなイメージを持ちますが、人が肥満になる事とは全く関係がありません。医療用語には時にこのような誤解を招きやすいものがあります。

例えば、「運動神経」実はこの運動神経という名前の神経は人体に存在しません。あくまでも神経伝達経路の総称なのです。では本来肥満に関する細胞はどのようなものでしょう?


スポンサードリンク

肥満細胞は太る事と全く関係ない。では太る細胞は何!?


- 目次 -

  • 肥満細胞とは?
  • 肥満に関する細胞は脂肪細胞!
  • 脂肪細胞は分裂・増加する!!
  • 痩せるには褐色脂肪細胞の活性化が必要
  • 褐色脂肪細胞の活性方法

肥満細胞とは?

肥満細胞は免疫反応に関わる細胞で、皮膚や粘膜に多く存在している細胞です。血球系細胞ですので、血管のある組織にはほぼ含まれています。細胞にはヒスタミンやセロトニンなどさまざまな物質が含まれており、マスト細胞とも呼ばれます。

アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの放出を行うことで有名で、花粉症や蕁麻疹の引き金になる細胞です。最近では花粉などのアレルゲンとなる物質と肥満細胞の反応の仕組みが解明されアレルギーの根治薬の開発が期待されています。


肥満に関する細胞は脂肪細胞!

肥満に関する細胞は脂肪細胞です。この細胞が脂肪の溜め込みを行うことで肥満になります。溜め込みが進むとセルライト呼ばれる脂肪の塊になります。

人は体を動かすと、血中の糖分濃度が下がりますが、その時に脂肪細胞に溜められた脂肪が血中に放出されエネルギー代謝の材料として使用されます。

このように脂肪細胞は通常、脂肪の溜め込みと放出のバランスを上手く保っているのですが、運動不足や食べすぎなのでこのバランスが崩れ血中に脂肪が多く余っているような状態になると、脂肪細胞が過剰に脂肪の溜め込みを行ってしまい、結果太ってしまうのです。

このような仕組みから、ダイエットには運動が欠かせないという事が言えます。


脂肪細胞は分裂・増加する!!

なぜ人は果てしなく太ってしまうのか?それは脂肪細胞が増殖する細胞であるからにほかなりません。脂肪細胞は余った脂肪を取り込み溜め込む性質がありますが、一つの細胞に溜めこめる脂肪の量には限界があります。

しかし、脂肪細胞の周りには前駆脂肪細胞といった予備みたいな脂肪細胞が存在し、脂肪の貯留が限界になると、この予備的な前期脂肪細胞が成熟した脂肪細胞となり順次肥大化していきます。

さらに、飽和状態になった脂肪細胞自体も細胞分裂を起こす性質がありますので、果てしなく太っていってしまうのです。数が増えすぎた肥満細胞を減らしていくことは容易ではありません。


痩せるには褐色脂肪細胞の活性化が必要

痩せるためには脂肪を燃焼させる必要があり、その方法はさまざまありますが、ここでは肥満細胞に対抗して褐色脂肪細胞といった細胞レベルでのダイエットを紹介します。

褐色脂肪細胞とは体温が下がり過ぎないよう、熱を発生させる事に関する細胞です。人体には恒常性といった能力があり一定の身体の状態を維持しようとする働きがあります。体が冷えると、この褐色脂肪細胞の働きで体に熱が産生され一定の体温を保てるようになっています。

褐色脂肪細胞のエネルギー源は脂肪です。脂肪を燃料に熱エネルギーが産生されます。熱エネルギーはカロリーと呼ばれます。つまり、カロリーが消費されているという事になります。ですから、ダイエットにはこの褐色脂肪細胞の活性化を促せばよいということになります。


褐色脂肪細胞の活性方法

褐色脂肪細胞の働きには個人差が多くあります、大食いで有名なギャル曽根さん等はすごく食べられる割には太らないですよね。こういった方は褐色脂肪細胞の量が多く非常に活発です。

俗にいう痩せの大食いの方のサーモグラフをとってみると、褐色脂肪細胞の分布している部分の温度が非常に高いということが解っています。

褐色脂肪細胞の分布している場所は主に背中になります。具体的には首の周囲、肩甲骨周囲、わきの下、腎臓の周囲です。この褐色脂肪細胞を活発に働かせるには細胞自体を冷やしてしまえばよいのです。人体の恒常性の働きを強制的に発揮させる方法です。

しかし、急に冷水を浴びると心臓に負担をかけてしまいますので、40℃のお湯20℃程度の水との温冷交換浴で活性化を促す事をお勧めします。

また、温冷交換浴よりはやや効果は落ちますが、手を冷やすといった方法でも褐色脂肪細胞を活性化させることができます。手のひらには神経が多く集まっており、感覚受容器が冷たいという刺激を褐色脂肪細胞に伝達します。

ダイエットをお考えの方は運動も含め細胞刺激にまで目を向けてみてはいかがでしょうか?

スポンサードリンク

まとめ

肥満細胞は太る事と全く関係ない。では太る細胞は何!?
肥満細胞とは?
肥満に関する細胞は脂肪細胞!
脂肪細胞は分裂・増加する!!
痩せるには褐色脂肪細胞の活性化が必要
褐色脂肪細胞の活性方法

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: 肥満化 関連タグ:肥満細胞

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 感染症
    • 風邪
    • インフルエンザ脳症
    • タミフル
    • 髄膜炎
    • ノロウイルス
    • 感染性胃腸炎
    • 水疱瘡
    • 溶連菌
    • りんご病
    • おたふく風邪
    • とびひ
    • MRSA
    • プール熱
    • 手足口病
    • アデノウィルス
    • ヘルパンギーナ
    • ライ症候群
  • 乳幼児
    • Hibワクチン
    • ポリオ
    • 予防接種
    • 乳児期
    • 乳児湿疹
    • 未熟児
    • 小児
    • 小児科
    • 歯固め
    • 臍ヘルニア
    • 新生児メレナ
    • 乳幼児突然死症候群
    • 乳児死亡率
    • 夜泣き
    • 日本脳炎
  • 麻疹
    • 髄膜炎
  • 皮膚
    • アトピー性皮膚炎
    • 脂漏性湿疹
    • オムツかぶれ
    • 脂漏性皮膚炎
    • 頭皮湿疹
    • 発疹
    • 突発性発疹
    • じんましん
    • 水いぼ
    • 帯状疱疹
    • ヘルペス
    • 痣
    • しもやけ
    • あせも
    • イボ
  • 胃腸の病気
    • ロタウイルス
    • 腹痛
    • 嘔吐
    • 下痢
    • 便秘
    • 胃腸炎
    • 大腸炎
    • 胃炎
    • 腸閉塞
    • 腸重積
    • 胆道閉鎖症
    • 胃食道逆流症
  • 泌尿器の病気
    • おねしょ
    • 尿路感染症
    • 停留精巣
  • アレルギー科
    • アレルギー
  • 心の病気・障害
    • ダウン症
    • 発達障害
    • 自閉症
    • ADHD
    • アスペルガー
    • うつ病
    • 疲労感
    • 癇癪
    • 中二病
    • チック症
    • PTSD
    • 起立性障害
    • 転換性障害
    • ひきつけ
  • 鼻の病気
    • 鼻づまり
    • アレルギー性鼻炎
    • 副鼻腔炎
    • 蓄膿症
    • いびき
    • 鵞口瘡
  • 口腔・歯科
    • 乳歯
    • 噛み合わせ
    • 歯科矯正
    • 歯ぎしり
    • 出っ歯
    • 受け口
    • 虫歯
    • フッ素塗布
    • 口内炎
    • 口腔ヘルペス
    • ヘルペス性口内炎
  • 耳の病気
    • 中耳炎
    • 外耳炎
    • 乗り物酔い
    • 流行性耳下腺炎
  • 目の病気
    • 視力
    • 視力低下
    • ドライアイ
    • 結膜炎
    • 流行性角結膜炎
  • 喉の病気
    • 扁桃炎
    • 喉
  • ケガ
    • 打撲
    • 肘内障
    • 破傷風
  • 呼吸器
    • 肺炎球菌
    • マイコプラズマ肺炎
    • 気管支喘息
    • 肺炎
    • 気管支炎
    • 百日咳
    • 喘息様気管支炎
    • クループ
  • 骨&骨格
    • 成長痛
    • 骨格 矯正
  • 血液内科&血液疾患
    • 急性リンパ性白血病
    • 貧血
    • 鉄欠乏性貧血
    • 血小板減少性紫斑病
    • 再生不良性貧血
    • 溶血性貧血
    • 膠原病
  • 脳・脊髄・神経
    • 頭痛
    • 熱性けいれん
    • てんかん
    • 脳腫瘍
    • 脳性麻痺
    • 水頭症
    • 急性脳症
    • もやもや病
    • ギラン・バレー症候群
    • 頭血腫
  • 代謝異常&生活習慣病
    • 肥満化
    • LDLコレステロール
    • 1型糖尿病
    • 核黄疸
    • くる病
  • 心臓の病気
    • 心室中隔欠損症
  • 甲状腺の病気
    • クレチン症
  • 顔面神経麻痺
  • 消化器
    • 急性虫垂炎
    • 生理的黄疸
  • その他
    • 熱中症
    • 低身長
    • ネフローゼ症候群
    • 川崎病
    • 血管腫
    • 鎖肛
    • 結節性硬化症
    • MRI
  • 睡眠
    • 成長ホルモン
    • 睡眠障害
  • 小児科
  • 爪

Copyright © 2023 kodomo-byouki-iroha.com