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有効性の高いヒブワクチンを効果的に使うために(前編)

shiro

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hibuwakuchin

世界ですでにその有効性が認められ、定期接種が推奨されている ヒブワクチン は子供たちをヒブ感染症から守る大切な役割を帯びています。最大4回接種しなければならないヒブワクチンですが、重い髄膜炎を防ぐために生後2か月になったらすぐに接種を開始しましょう。


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有効性の高いヒブワクチンを効果的に使うために(前編)


- 目次 -

  • ヒブワクチンとはなにか
  • ベストな接種時期とは?

ヒブワクチンとはなにか

ヒブワクチンとはヒブ(ヘモウイルス・インフルエンザ菌b型)と呼ばれるウイルスの抗体をつくるワクチンです。ヒブはHibとも表記されます。

ヒブはわたしたちの周囲によくいるウイルスで、通常は感染しても大きな症状を表すことが少ないウイルスです。しかし、10万人に対して1.5人の割合で重いヒブ感染症である細菌性髄膜炎を引き起こすとされ、ヒブワクチンによる予防が推奨されています。

小さな赤ちゃんは特にヒブ感染症において重症化しやすく、危険な状態に陥りやすいと言われています。しかし、ヒブワクチンの予防接種を受けることで重症化へのリスクを大きく軽減できるということが世界で確認されています。

ヒブワクチンが導入される前は年間600人もの子供たちがヒブによる細菌性髄膜炎を発症していました。細菌性髄膜炎の原因はヒブと肺炎球菌によるものが多くを占めると言われています。細菌性髄膜炎を発症した子供のうちの約6割はヒブが原因であったとされています。

細菌性髄膜炎を発症した子供の年齢の割合は約6割が0歳から1歳で、残りの4割が2歳から4歳でした。生後5か月を経過したころから、発症数が急激に増加すると言われています。

ヒブ感染症は、誰でも感染する危険がありますが、保育園などで集団保育をしている子供はそうでない子供の2倍から3倍ほど感染しやすいとされています。


ベストな接種時期とは?

ヒブ感染による細菌性髄膜炎は生後5か月を経過するころから発症する子供が増えるため、それまでに接種を開始するのが良いとされています。ヒブワクチンは接種開始の時期によって接種回数が異なるという特徴があります。

生後2か月~7カ月未満の赤ちゃんには4週間ごとに3回の接種とその後1年経過した後の追加接種という4回接種を行います。

7カ月~12か月未満の赤ちゃんには4週間ごとに2回の接種とその後1年経過した後の追加接種という3回接種を行います。

12か月~5歳未満の子供には接種は1回のみとなります。5歳を過ぎた子供にはヒブワクチンについては接種の必要はないとされています。

ヒブワクチンは最大で4回接種を行う必要があります。そのため、できるだけ早く接種を開始することが非常に大切です。

日本小児科学会では生後2か月を迎えたらすぐに1回目の接種を受けて、生後3か月で2回目、生後4か月で3回目、さらに1歳を過ぎたら4回目の接種というスケジュールを勧めています。

初回接種のタイミングが7カ月を過ぎてしまった時はかかりつけの小児科医と相談してスケジュールを組むようにしましょう。

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まとめ

有効性の高いヒブワクチンを効果的に使うために(前編)
ヒブワクチンとはなにか
ベストな接種時期とは?

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