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感染力の高いヘルペス性歯肉口内炎は市販薬でも治せる?

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最初は発熱だけの症状で、急にたくさんの口内炎ができ、歯茎まで赤く腫れあがって、ひどい痛みを訴える ヘルペス性歯肉口内炎 。唾を飲み込むことさえもできず、食事もまったく摂れない状態が続くこともあり親としては非常に心配です。どのような病気なのでしょうか。


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感染力の高いヘルペス性歯肉口内炎は市販薬でも治せる?


- 目次 -

  • ヘルペス性歯肉口内炎とは?
  • どんな治療薬を使うの?
  • ヘルペス性歯肉口内炎の疑いは何かを受診する?

ヘルペス性歯肉口内炎とは?

ヘルペスウイルスは、基本的には体中どこに繁殖してもおかしくないウイルスですが、多くは顔、唇、舌や歯茎などの口内などにできるほか、お尻の周りや下半身にもできます。

ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、ヘルペス性歯肉口内炎をはじめ、口や顔など上半身にできるものが単純ヘルペスウイルス1型で、下半身を中心にできるものは単純ヘルペスウイルス2型となります。

ヘルペス性歯肉口内炎以外に単純ヘルペスウイルス1型で発症する病気にはカポジ水痘様発疹症、ヘルペス性角膜炎、口唇ヘルペス、ヘルペス性脳炎などがあります。

単純ヘルペスウイルスは60代以上の人は8割程度が感染していると言われているほど、多くの人たちの体内に潜伏しているウイルスです。

一度感染すると一生体内にウイルスを持ち続けることとなりますが、通常は潜伏しているだけで悪さは起こしません。しかしストレスや体調不良などによって免疫力が低下することでウイルスが再び活力を増し増殖しヘルペス性歯肉口内炎などを発症することとなるのです。

再発率も高く、再発する場合、発症場所は同じかその付近になることがほとんどです。ヘルペス性歯肉口内炎とは、特に乳幼児がなりやすい疾患で、はじめのうちはおもに38度以上の高熱が出ます。

口内炎は少し経ってから出はじめるため、発症時すぐに病院を受診した際は風邪などの診断を受ける可能性も高くなります。しかし発熱から3日から4日程度経ったころに口内炎やヘルペスができはじめ、数も増え、範囲も広がります。

ヘルペス性歯肉口内炎は口内にできる口内炎と同時に、歯肉がひどい痛みと共に赤く腫れ歯肉炎をおこします。中には口内炎より歯肉炎が重篤で、我慢できないほどの痛みや出血が続くことで食事もままならず、入院して点滴を打つなどの処置を取られる場合もあります。

年齢が低いほど抵抗力がないため、高熱が出たり、症状の出方が強く出る可能性が高くなります。


どんな治療薬を使うの?

ヘルペス性歯肉口内炎にはおもにアシクロビルが主成分となる抗ウイルス薬のゾビラックス軟膏が処方されます。ヘルペスウイルスの増殖を抑える作用があります。ヘルペス性歯肉口内炎以外に水ぼうそう、単純ヘルペスウイルス感染症、帯状疱疹にも処方されます。

なお上記にあげたゾビラックスは軟膏ですが、経口薬や注射などもあり、発症場所や症状によって処方される形態が変わります。そして同じ作用のある経口薬でバラシクロビルという薬もあります。ゾビラックスよりも服用回数が少なくてすむという違いがあります。

市販薬の口唇ヘルペスの治療薬としては、アクチビア軟膏(グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン)が有名です。

ウイルスDNAの合成を防ぐことでヘルペスウイルスの増殖を抑制し再発を防ぎます。また患部の皮膚を保湿し、かさぶたなど皮膚のひび割れを防ぐ作用があります。

ただし購入前には症状に関する確認事項が書かれたチェックシートを記入して、購入時に薬局の店員に提出する必要があります。

「痛みの有無」や「患者の年齢」などの内容が書かれていて、一つでも「はい」があった場合は医師の治療を受けるように書かれています。

この薬は、唇などにピリピリ感などの再発の兆しが出てきた段階で塗布し始めると、ウイルスの増殖を早期に抑制して発症を抑えたり、ヘルペスができても回復が早くなります。

ただし過去に口唇ヘルペスで病院を受診、治療をした経験のある人が購入できるもので、患者が6歳未満の場合は使用できません。


ヘルペス性歯肉口内炎の疑いは何かを受診する?

患者が子供の場合は特に、親がはじめからヘルペス性歯肉口内炎を疑うことは非常に難しいく、高熱が出るという体調不良に気付き病院を受診する場合は内科や小児科でしょう。

そのほか耳鼻咽喉科や歯科、口腔外科などでも治療可能と言われています。特に口腔外科は虫歯以外の口内の疾患に特化しているため、ヘルペス性歯肉口内炎の早期発見がしやすい状況にあると言われています。

子供がはじめてヘルペス性歯肉口内炎に感染する場合、ほとんどの場合家族から感染する可能性が高いと言われています。

単純ヘルペスウイルスは感染力が高いため、家族でさまざまなものを共有したり、口移しで子供に食べ物を与えたりした場合に感染するため十分注意しましょう。

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まとめ

感染力の高いヘルペス性歯肉口内炎は市販薬でも治せる?
ヘルペス性歯肉口内炎とは?
どんな治療薬を使うの?
ヘルペス性歯肉口内炎の疑いは何かを受診する?

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