「多才な発達障害の人、いったいどんな仕事をしているの?(前編)」では、発達障害の特性である過集中がどのような影響を及ぼすのかご説明いたしました。後編では、発達障害者に関する就労支援についてご紹介いたします。
発達障害 は、サラリーマンの 仕事 には向いてはいないかもしれませんが、個人の特性を生かした優秀な開拓者として、立派な仕事人になれる可能性を秘めています。
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多才な発達障害の人、いったいどんな仕事をしているの?(後編)
障害者差別解消法、法改正で進む就労支援
2016年に障害者差別解消法の改正法が施行されました。これまでとの違いは「合理的な配慮の拒絶」までもが処罰対象になったことです。
就労の面では、50人以上の民間企業では2,0%、地方公共団体では2,3%、都道府県の教育委員会では2,2%の障害者を雇用しなければないと改正されました。
しかしながら、自治体などの就労支援の担当者も頭を抱える問題は、会社側がいくら配慮しても、個人の特性のために仕事が続かないところです。
体調が悪いなら休みながらでも出勤すれば良いと言われても、もともと自己肯定感が低い人が多く、いじめにあった経験も少なくないため、次に出勤した時の恐さを感じて身動きが取れずに退職する人も珍しくありません。
これらの問題を解決するためにジョブコーチがつくなどの方法が取られていますので、お子さんの就労の際には是非お役立て下さい。
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まとめ
多才な発達障害の人、いったいどんな仕事をしているの?(後編)
障害者差別解消法、法改正で進む就労支援