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発達障害診断テストでその子に適した道しるべを探そう!(後編)

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hattatsushougai tesuto

「発達障害診断テストでその子に適した道しるべを探そう!(前編)」では、発達障害とはどういう状態であるのかご紹介いたしました。後編では、 発達障害 と確定診断を下すために必要な テスト をご紹介いたします。

発達障害と診断が下された場合は支援を有効的に活用し、自立への道を目指しましょう。


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発達障害診断テストでその子に適した道しるべを探そう!(後編)


- 目次 -

  • 発達障害の診断とは
  • 発達障害の子供のために

発達障害の診断とは

発達障害の最初の診断は主に定期乳児検診時の時に伝えられる場合が多いようです。そこで発達の遅れなどが指摘された場合は精密検査を受けるよううながされます。

しかしもし正式な診断を求めている場合は、発達障害に関する専門知識をもった医師が在籍する病院を受診した方が良いでしょう。小児神経科がそれに該当しますが、小児神経科という看板を掲げていなくても小児科での診断が可能な病院はたくさんあります。

今ではインターネットでも簡単に探し出すこともできます。事前に発達障害の診断テストなどを受診することが可能かどうかの問い合わせをしてから来院するようにしましょう。

一般社団法人日本小児神経学会によると、小児神経科では親への聞き取りも必要になります。

日ごろの行動をはじめ「言葉が話せるようになったのは、歩き出したのは何歳か?」など子供の生育状態の情報をはじめ、過去の病歴や摂取済みの予防接種などの確認もあります。

またさまざまな姿勢や動作を取らせながら神経学的診察をするそうです。そして親の同意のうえで血液検査や脳の構造異常や損傷を調べるためのCT検査、知的レベルを調べるための発達検査、てんかん性異常や意識障害の有無を調べる脳波検査などがおこなわれます。

そのほか脳の状態を調べるためにMRI検査やSPECT検査、電気生理検査、遺伝子検査などがおこなわれる場合もあるそうです。

日本でもっとも広く知られている田中ビネー知能検査というものがあり、精神年齢やIQ、知能偏差値などの測定をすることができます。

そのほかWISC-Ⅲは5歳以上が対象となっていて知的発達の状態を点数であらわすことができ、学習障害や知能の遅れなどを見つけ出すことができるテストになっています。

以上の検査結果から治療が必要な場合は適切な科が案内され、療育やリハビリテーションが必要な場合は療育施設を紹介されることになります。

そして学校や幼稚園などとの連携が必要な場合には、家族の許可を得た上で情報の提供をおこない連携をとるということになります。


発達障害の子供のために

上記で述べたように、発達障害とは行動のあらわれ方などによって1つの診断でくくることができないほど、症状が多岐にわたっています。

また症状の出方の度合いもその子それぞれであるために、専門医による診断テストなどを受けない限りはっきりとした発達障害としての診断は大変難しいものです。

以前は発達障害という診断後は、その子の特性などを学んで対応していくことは、それぞれの家族にゆだねられているような状態だったために、情報が不十分であった十数年前までは家族だけで完全なサポートをするということは大変な苦労がありました。

平成26年5月現在、医師の診断ではなく、あくまでも学級担任を含む複数の教員により判断された回答に基づく文部科学省の調査によると、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症などを含む発達障害の可能性のある児童性は、普通学級において6.5%程度在籍しているという結果が出されています。

日本国内でもさまざまな障害をもつ人口が増加していることに対し、文部科学省は障害のある児童生徒が、そのほかの生徒と変わらず平等に教育の場で学ぶことができるインクルーシブ教育システムという仕組みづくりの構築を目指しています。

インクルーシブ教育システムの構築をおこなうためには、障害のあるものが一般的な教育制度から排除されないこと、障害のあるものに対する支援のために必要な教育環境が整備されること、他の子供と平等に教育を受ける権利を行使するため個々に必要となる適当な変更・調整が提供されることなどが必要条件と考えられています。

現状では教育現場と医療・福祉などの関係機関との連携体制の整備もまだ十分とは言えない状態にあります。

しかし各都道府県では発達障害者支援センターを設け、障害の特性とライフステージにあわせた支援を提供するために医療、保健、福祉、教育および労働などの各関係機関と連携を図りつつ、発達障害者の日常生活についての相談支援や発達支援、就労支援、普及啓発および研修をおこない、最大限サポートできる体制づくりをしています。

家族や身内だけでサポートすることがベストと判断することは必ずしも正しいとは限りません。家族が知り得ない豊富な情報を提供、指導してもらうことで、今まで無理だろうと避けてきた道も、プラスへの道に広がりをみせることもできる可能性もあるということもしっかりと心にとどめておきましょう。

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まとめ

発達障害診断テストでその子に適した道しるべを探そう!(後編)
発達障害の診断とは
発達障害の子供のために

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Filed Under: 心の病気・障害, 発達障害, 自閉症, ADHD, アスペルガー 関連タグ:テスト, 発達障害

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