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アレルギーでもないのに一年中鼻づまりで頭痛がひどい?!

may

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hanazumari zutsuu

近年では多くのアレルギーの影響も加わり、慢性的な鼻づまりなどで口呼吸になっている子供たちが約8割もいると言われています。それだけでなく鼻づまりにより頭痛を引き起こしている子も増えているというのです。

果たして 鼻づまり と 頭痛 はどのような関係があるのでしょうか。


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アレルギーでもないのに一年中鼻づまりで頭痛がひどい?!


- 目次 -

  • どうして鼻づまりがおこるの?
  • 鼻づまりの長期化は蓄膿症の可能性も?!頭痛もする?
  • アレルギーがないのに年中鼻づまりで頭痛がひどい?

どうして鼻づまりがおこるの?

鼻の吸気が入り込むもっとも入り口部分には鼻毛があり、大きなゴミなどはここでまず排除されます。その奥には粘膜と線毛と呼ばれる非常に細い毛に覆われていて、入口の鼻毛では排除できなかった小さな外部からの敵をここで排除します。

鼻の内部を覆う粘膜は湿度も保っています。適度な湿度を保つことで病気になりにくい状態を維持しています。

これだけ外敵から守るバリアがあっても、ウイルスや細菌によってその吸気のとおり道が炎症を起こしてしまうことで鼻の粘膜が腫れあがり空気のとおり道が塞がれてしまうのです。これが鼻づまりの原理です。

特に赤ちゃんは大人よりも鼻水などの分泌液が多いにもかかわらず、鼻の入り口も狭いうえに、鼻をかむなどの分泌液の排出ができないため鼻づまりを起こしやすいのです。しかし鼻づまりが慢性化すると頭痛を引き起こすことになるため十分注意が必要です。

乳幼児期に鼻づまりで呼吸が苦しそうな場合、放置しておくと、口呼吸が慢性的となって、体内への細菌やウイルスの侵入や繁殖を容易にしてしまい病気になりやすくなってしまいます。鼻づまりがひどい状態の時には専用の器具で鼻水を吸引してあげる必要があります。


鼻づまりの長期化は蓄膿症の可能性も?!頭痛もする?

蓄膿症とはいわゆる副鼻腔炎と呼ばれるものです。副鼻腔と呼ばれる鼻の内側にある空洞部分が細菌感染し炎症が起き、膿が溜まって鼻水や鼻づまりといった症状が出る病気です。

副鼻腔はおでこに近い部分から前頭洞(ぜんとうどう)、その下が蝶型骨洞(ちょうけいこつどう)、その下が篩骨洞(しこつどう)、そして頬の裏側にある上顎洞(じょうがくどう)の4つの空洞から成り立っています。

鼻の入り口部分でも鼻の内部の粘膜と線毛によって外部からのホコリなどの敵の侵入を防いでいますが、4つある副鼻腔それぞれにも粘膜と線毛によって外敵から守る役割をしています。

もし内部に外敵が入ってしまった場合は、いずれ痰などとして排出されるようになります。花粉症などのアレルギー性鼻炎や風邪の場合の鼻水は透明でサラサラとしたものですが、蓄膿症の鼻水は色も黄みがかっていて濃厚でドロドロッとしていて悪臭もします。

蓄膿症というと代表的な症状は鼻水、鼻づまりと言われていますが、そのほかに集中力の低下、微熱、咳、痰、悪臭、頭痛などがあります。

なぜ鼻の病気にもかかわらず頭痛を引き起こすのでしょうか。頭部や顔面付近には三叉神経(さんさしんけい)と言われ、眼神経、上顎神経、下顎神経の3つの神経がつかさどる場所であり、12対ある脳神経のうちの一つです。

副鼻腔はその三叉神経が枝わかれする場所と関連していています。そのため痛みのもとが頭ではなく副鼻腔であった場合でも、同じ神経が通っている領域内のどこに痛みの根源があるのか判別しづらく、頭痛だと感じてしまうことが多いようです。


アレルギーがないのに年中鼻づまりで頭痛がひどい?

アレルギー性鼻炎や風邪などの病気もないにもかかわらず一年中鼻づまりの症状がある場合は、鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)の可能性が考えられます。鼻は中央部分で鼻中隔(びちゅうかく)という軟骨の板でわかれています。

ただし中央と言ってもきちんと正確に半分にわかれていることはなく、左右どちらかに偏っている人がほとんどです。鼻中隔湾曲症は鼻中隔が極端に曲がっている状態のことです。

生まれて間もないころにはみんな鼻中隔は真っすぐですが、それぞれの箇所の骨の成長度合いの違いから年齢を追うごとに曲がってきてしまいます。そのため新生児の鼻詰まりの原因としては鼻中隔湾曲症の疑いは薄いでしょう。

しかし成長過程である幼児期でもこの病気になる可能性もあるようですので心配な場合は耳鼻科を受診することをお勧めします。

頻繁に鼻血を出したり、臭いに反応しない、いびきをかく、睡眠不足、特に片方だけが極端に慢性的な鼻づまりの場合はこの病気の可能性が高いと考えられます。

ひどい鼻中隔湾曲症では慢性的な鼻づまりのために鼻の通気が悪くなり、細菌やウイルスが侵入すると繁殖しやすい環境を作ってしまうために鼻炎や副鼻腔炎などの炎症を起こしやすくなり、頭痛も感じやすくなります。

そのため鼻中隔湾曲症の症状がひどい場合は、17、18歳以降で矯正手術を勧められる場合もあります。

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まとめ

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どうして鼻づまりがおこるの?
鼻づまりの長期化は蓄膿症の可能性も?!頭痛もする?
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