日々の生活で 鼻づまり は誰もが経験していることですが、なかなか 治らない 状態が続くのはあまり好ましくありません。その鼻づまりがどのような原因で生じているのか確かめることはとても大切です。可能性のあるものを取り上げるので、チェックしてみてください。
鼻づまりが治らない原因を確かめましょう!
蓄膿症かも!?
鼻づまり症状が出ても鼻水が伴わない場合があります。このケースとして考えられるのは、副鼻腔炎や風邪をこじらせて鼻水の粘度が増して、膿のようなねばねばした鼻水がたまって出る蓄膿症を起こしている可能性があります。
蓄膿症の悪化やアレルギーなどで鼻の粘膜に炎症が起こると、鼻の粘膜がはれて鼻腔をふさいでしまう要因にもなります。この場合は何度鼻をかんでも鼻水が出てこないケースもあるので、違和感を伴う鼻づまりを感じることになります。
また蓄膿症が悪化した場合、良性の腫瘍が鼻にできることもあります。これが鼻腔をふさぐ原因となり強い鼻づまり感を与えます。我慢するとかえって悪影響がありますので要注意です。
蓄膿症の鼻づまりの場合
鼻づまりは集中力の低下につながり、酸素不足になりがちです。仕事や学業に支障をきたす場合も当然あります。それ以外に味覚が鈍くなり顔面痛などの症状がでるケースもあります。
鼻水が出ない鼻づまりの解消法として、鼻周辺に心地よい温かさの蒸しタオルをあてて、蒸気力で鼻の通りを改善する方法もあります。それでも症状が治らない場合は、耳鼻咽喉科を受診して頂いた方がよいでしょう。
投薬治療の後、それでも治らない場合は手術などの他の方法を提案されて勧められるケースもあります。口呼吸が長期間継続している場合は、念のため早急に耳鼻咽喉科受診をお勧めします。
風邪からくる鼻づまり
鼻づまりとは、病原体が侵入しないように防御してくれている働きでもあります。しかし鼻づまりはとても辛いものであることも事実です。これを軽減する方法として、鼻水を吸引するやり方もあります。
自宅でできる加湿器などを利用して鼻づまりを楽にし、鼻水を和らげて吸引しやすくする方法も知っておくと便利です。加湿器がなくても入浴後などは同じ効果が望めます。いろいろ試してみて無理な場合は耳鼻咽喉科に行くことをお勧めします。
風邪での対処法
風邪の症状として熱・鼻水・鼻づまり・咳・たんがあげられます。これらの症状を把握してそれぞれにあった対処法を知っておくことはとても大切です。体内にウイルスや細菌が侵入し悪化をしないように体も防御反応をします。
ウイルスや菌の増殖を防ぐために、体温を39~40℃くらいまで上げて戦っていることを事実として知るべきです。この熱が免疫細胞を活性化し、自然治癒能力を高めてくれるのです。
ですから高熱が出たからといって慌てずにきちんとした対処法を知っていれば問題ありません。ある程度は熱を出し切って汗をかく必要があります。子供の様子を見ながらタイミングを見計らって解熱剤を服用するなどの対応をすべきです。
自宅でできること
冬場に増殖しやすい風邪のウイルスは乾燥を好みます。家庭では、室温を22℃、湿度を50%~60%を目安に環境作りをすべきです。これは室内だけでなく体内でも同様で、鼻やのどが乾燥しているとウイルスが増殖傾向にあります。
意識して水分摂取をし、飴などで喉を潤し、マスクで保湿状態を維持するように心がけてください。風邪にかかった時は長湯できませんが、入浴時にお風呂の湯気を吸いこんだり、蒸しタオルを鼻周辺に置くのも効果がみられます。
耳鼻咽喉科に行く目安
耳鼻咽喉科は、明記するまでもありませんが耳・鼻・のどが専門です。鼻水が出る、のどが痛い、たんがひどいなどの症状ならば、耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。
風邪の時は中耳炎になる可能性もあるので、耳のチェックもしてもらいましょう。鼻水やたんを吸引できるので、結果的に中耳炎の予防にもなります。
まとめ
鼻づまりが治らない原因を確かめましょう!
蓄膿症かも!?
蓄膿症の鼻づまりの場合
風邪による鼻づまり
風邪での対処法
自宅でできること
耳鼻咽喉科にいく目安