風邪をひいて鼻やのどが腫れているときには呼吸がしにくいものです。とくに子供の場合には自分で気を紛らせることができずに、鼻づまりを不快に感じやすいものです。
そこで少しでもこうした不快な症状を軽減するために、子供に使える 鼻づまり の 薬 についていくつか紹介します。
不快な子供の鼻づまりに使える薬
鼻づまりについて
鼻づまりにもその原因によって違いがあります。原因によっては治療法が異なります。したがって、鼻づまりでも風邪をひいたときの鼻づまりの特徴は、両側の鼻がつまることです。場合によっては片側ずつ交互につまるときがあります。
鼻風邪でならば鼻の粘膜にいろいろな細菌やウイルスが感染して、炎症や腫れが起こります。そのために鼻水が出ます。
鼻水がせまい場所にたまり鼻がとおらなくなります。鼻の奥からのどにむかって鼻水が流れることもありますから、その刺激でくしゃみが出たり、炎症範囲がひろがってせきが出たりします。
鼻づまりと風邪
鼻づまりは風邪が起こりやすい時期に多いといえます。子供の場合、アレルギーや蓄膿症などべつの原因で鼻づまりを起こすことがあります。なかでも蓄膿症などは慢性化してしまうと、集中力を失ったままになることがあり、学業に支障が出ることがあります。
鼻づまりは不快ですが、もとの病気を根本から治すことが重要です。
鼻風邪で用いる鼻づまりの薬
さて鼻づまりが鼻炎で起こっているときにはつぎのものがあります。
鼻風邪では鼻づまり以外にも症状があることが多いです。総合感冒薬とは、風邪でさまざま起こる症状をおさえるはたらきのある成分を組み合わせています。市販品には数多くの種類があります。それらの薬の中から適したものを選ぶポイントです。
そのポイントとはどの症状がおもに出ていてどの症状をおさえたいかによって薬を選びます。それでも迷われたときには、薬剤師などに相談するとよいです。症状に合わせて最適のものを選んでもらえます。
鼻づまりなど鼻炎がおもな症状ならば、風邪薬と称するもののうち鼻炎にはたらく成分を含むものを利用します。なかには副作用で眠くなる成分が入っている場合があります。したがって授業中に眠くなってしまうかもしれません。そのために注意が必要になります。
鼻づまりの薬の成分
鼻炎用にはスプレータイプのものがあります。これは鼻の穴にむけて噴霧するように使います。しばらくするとおだやかに効きめがあらわれます。1日に使える容量や回数が決められていますから、その点で注意が必要です。回数や用量を超えて使わないようにします。
こうした薬剤にはステロイドや抗ヒスタミン剤、血管収縮作用のある薬剤など用法を守るべき成分が含まれています。
したがって注意書きをよく読んで子どもに使えるものなのかどうかも含めて理解してから使います。とくに薬の成分にアレルギーのある子供の場合にはその点も含めて、相談したうえで使うようにします。
薬によっては一時的に効果がみられるものや、おだやかに少しだけ効くといったような特徴があります。したがって鼻づまりによって使いわけるなどの方法をとります。
鼻づまりの原因をよく知って
鼻づまりの原因はいろいろあります。したがって用いる薬はその症状に合わせて作られています。やみくもに鼻がつまっているからといって使ってよいわけではありません。しかも薬には副作用のリスクをともないます。それを承知のうえで用心して使うようにします。
薬だけでなく、鼻をあたためてみるとか、わきの下にペットボトルをはさんでみるとか、薬以外でも鼻づまりに効果があったり、気を紛らわせたりする効果が期待できる場合があります。そのような方法も併用しながら薬を用いるとよいでしょう。
まとめ
不快な子供の鼻づまりに使える薬
鼻づまりについて
鼻づまりと風邪
鼻風邪で用いる鼻づまりの薬
鼻づまりの薬の成分