副鼻腔炎は子供の病気として油断して治療が遅れてしまい、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)まですすんでしまうことがあります。ふつうは数か月以上その症状がつづきます。
つらい 副鼻腔炎 の症状が 原因 で精神的に参ってしまい ストレス となり、学力の低下などをまねくことがあります。
意外な結びつき|副鼻腔炎が原因で起こるストレス
副鼻腔炎をあなどらない
子供の病気として急性の副鼻腔炎は起こりがちです。体調がすぐれないと副鼻腔への細菌の感染がすすみ副鼻腔内が腫れて通りが悪くなります。膿がたまることもあります。
急性の場合には数日でよくなるのがふつうです。もちろん早めに治療をおこない炎症を鎮めることが肝要です。
鼻洗いなど副鼻腔炎では患部をなるべく炎症がそれ以上進まないように保つことがたいせつです。
急性副鼻腔炎を長引かせたりそのままにしておいたりすると、ときに慢性化して蓄膿症と呼ばれる慢性副鼻腔炎になります。
なかなかすぐに治せず数か月間にわたり症状がつづくようになってしまいます。
慢性化してしまったら
治りにくい慢性副鼻腔炎の状態になってしまったら定期的に病院に通うようにします。病院では一般的な診断とともに症状を改善させる目的で、さまざまな治療が試みられます。
ごく基本的な治療に関しては子供が慣れて耳鼻科に行くと、簡単な説明ののちに自分で治療が受けられるようになるぐらいです。
その治療を受けてしばらくは鼻の通りがよくなりここちよいのですが、やがて鼻の状態がもとどおりつまってきてしまいます。
病院を定期的に訪れて同様の治療を根気よく受けます。それで少しずつ症状を改善させていくことがもっともたいせつです。
もしそのまま通わなくなってしまったらどうなるでしょうか。
人によっては膿がたまる場所が広がります。副鼻腔の場所によっては神経を圧迫して頭痛にかんじてしまうことがあるでしょう。
鼻水・鼻づまりの症状や副鼻腔内に膿がたまる場所によっては頭の芯が重い、頭が痛いといった症状が長くつづきます。
副鼻腔炎で頭痛がおこる
こうした慢性副鼻腔炎では脳がたまる場所によっては頑固な頭痛がつづくことがあります。
学校の授業があるあいだでも頭痛がつづきます。いつも頭痛があるとそれが精神的にダメージを与えてストレスに陥ってしまうことがあります。
この前にできるだけ頭痛を感じないで済むように、痛み止めなどの投薬を医師にお願いするようにしましょう。
頭痛でストレス?
市販の痛み止めではよく効かなかったり人によっては胃腸を傷めてしまったりすることがあります。そこで病院で痛み止めについて適切な選択を行ってもらいます。
頭が重く痛む場合にはがまんすることはもっともストレスをまねくことにつながりやすいです。
これがつづくと学力不振になったりやる気の低下を起こしたりするようになりがちです。これはぜひさけたいところです。
痛み止めを適切に使うことは何も悪いことではありません。むしろ痛みをがまんすることによるストレスのほうがずっと体にはよくありません。
副鼻腔炎にともなうストレスを回避することは病気の治療にもつなげることができます。症状を軽減した状態であればさまざまなことに気力を充実させて取り組むことができます。
学業や運動についてもストレスをためずに意欲を維持して行ないたいものです。
子供とストレス
子供自身で副鼻腔炎が頭痛やストレスの原因だとわかることはまずまれです。保護者の方も気づかないままのことがあるくらいです。
慢性副鼻腔炎が長びき、その症状がつづいている場合には、ストレスやその他の体や心の不調について目を向けるようにしましょう。
じつは学力の不振の原因が子供の副鼻腔炎の治療がじゅうぶんでないことが原因だったということがありがちです。
子ども自身はそれをうったえることがまずできません。周囲の大人が気づいて、はやめに改善の方向へ導いてやりたいものです。
まとめ
意外な結びつき|副鼻腔炎が原因で起こるストレス
副鼻腔炎をあなどらない
慢性化してしまったら
副鼻腔炎で頭痛がおこる
頭痛でストレス?