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ダウン症の子が誕生する確率は何歳でどのくらい?

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daunshou kakuritsu

日本産婦人科学会では35歳以上で初めて妊娠することを高齢初産と定めています。女性の社会進出が一般的となり、晩婚、高齢妊娠がますます増加傾向にあります。それは ダウン症 をはじめとする染色体異常の子供が誕生する 確率 が高まります。

今回はダウン症を紹介します。


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ダウン症の子が誕生する確率は何歳でどのくらい?


- 目次 -

  • ダウン症とは?
  • 年齢別ダウン症の子供が生まれる確率とは?
  • 出生前診断は受けるべき?

ダウン症とは?

ダウン症とは22対の常染色体のうち、21番目の染色体だけが3本あり、正常時よりも1本多くあるという染色体異常によって発達の障害などを起こす症候群です。

一般的に染色体異常があると妊娠した場合でも正常に発育する可能性は非常に難しく、その中でも順調に妊娠が継続した場合ダウン症の子供が誕生しやすい状況にあると言われています。

ダウン症の特徴として肥満、低身長、言葉の発達の遅延、筋力の虚弱、先天性疾患などの症状を伴うことが多いと言われています。ダウン症の子供が誕生する原因として高齢出産における細胞の老化が大きく影響していると考えられています。

男性の高齢における細胞老化も何らかの影響を与えていると考えられてきていますが、未だはっきりとした証明はされていません。そのため高齢出産を避ける=できる限り若い年齢の時に出産をすることが、今のところもっとも確率を下げる方法と考えられています。

ダウン症の人は短命と言われていた時代もありましたが、医学の進歩によりダウン症の研究も進められたことから、合併症の早期治療をおこなうことで平均寿命も60歳ほどまで延びています。


年齢別ダウン症の子供が生まれる確率とは?

厚生労働省の調査では、ダウン症の子供が生まれる頻度として次のとおりに発表しています。

母親の年齢が20歳の場合1,667分の1、25歳の場合1,250分の1、30歳の場合952分の1、35歳の場合385分の1、36歳の場合294分の1、37歳の場合227分の1、38歳の場合175分の1、39歳の場合137分の1になります。

母親の出産年齢が40歳代になると、ダウン症の子供の産まれる頻度がより高くなり、40歳の場合106分の1に、41歳の場合82分の1、42歳の場合64分の1、43歳の場合50分の1、44歳の場合38分の1、45歳の場合30分の1、46歳の場合23分の1、47歳の場合18分の1、48歳の場合14分の1、49歳の場合11分の1と非常にリスクが高くなります。

高齢出産はダウン症の子供が生まれる確率が高くなるだけでなく、そのほかの何らかの染色体異常を持つ子供が生まれる確率も高くなります。


出生前診断は受けるべき?

高齢出産ではダウン症をはじめとした染色体異常で子供が生まれるリスクが高いということは漠然とは多くの人が認識していると思います。しかしどのくらいの確率で問題が発生するのかまで知る人は少ないでしょう。

しかし近年の日本社会において、晩婚、高齢出産はなかなか避けられないことも事実です。妊娠中の検診では超音波検査、胎児の心音検査、血液検査など誰もが受けられる定期検診があります。

一方で高齢出産対象者に対しては、胎児の染色体異常などを調べるためのいくつかの出生前診断の紹介があり任意で受けることができます。

母体から採血をして、胎児がダウン症か18トリソミー、神経管奇形の可能性を調べる方法をはじめ、認知度が高い羊水検査や超音波検査などもあります。

羊水検査は母体のお腹に針を刺して、羊水を採取して染色体検査をします。羊水検査では染色体異常、遺伝子性の疾患、神経管奇形、18トリソミー、13トリソミーなどの染色体異常の判定をおこないます。

羊水採取の際にはエコーで胎児の様子を確認してからおこないますが、破水や流産、感染症のリスクも考えられる上、検査費用も8万円前後と高額のため、簡単には決められないものではあります。

そのほか繊毛検査などがありますが、いずれの検査も保険適用外のため高額な検査費用となることをはじめ、流産や破水、感染症などのリスクも低いとは言えません。出生前診断はモラル的な問題で賛否両論の意見があることも確かです。

近年では高額ではあるものの、検査の受診条件があまり厳しくない上に、陽性の的中率が7割から9割程度と高い的中率と言われている新型の出生前診断も徐々に広まってきています。

しかしその新型の出生前診断でさえも100%的中ではないことはしっかりと理解しておく必要があります。そして実際陽性結果が出た場合、出産までの何ヶ月もの間、誰もが十分に受け止めきれているとは限らないようです。

しかし一方では出産までの間でダウン症に関する知識を深めると共に、親としてどう子供を迎えるかということをゆっくりと考える時間にあてている人もいるようです。

高齢出産でのダウン症の子供の出産確率は非常に高いことは確かです。しかし出生前診断を受けるか否かの問題は非常に難しいものです。夫婦、医師ともしっかりと話し合った結果決めることをお勧めします。

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まとめ

ダウン症の子が誕生する確率は何歳でどのくらい?
ダウン症とは?
年齢別ダウン症の子供が生まれる確率とは?
出生前診断は受けるべき?

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