子供の病気いろは

  • ホーム
  • はじめての方へ
  • カテゴリ一覧
  • Twitter
  • Facebook
  • お問い合わせ
    • 免責事項・知的財産権
現在の場所:ホーム / 鼻の病気 / 蓄膿症 / 子供がかかる蓄膿症について

子供がかかる蓄膿症について

seki

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

chikunoushou kodomo

子供 がかかる病気で多いものの一つに 蓄膿症 があります。子供が苦しんでいるのを見て悩まれる親御さんも多いと思います。今回は蓄膿症について、その症状、原因、予防方法や治療方法について解説していきたいと思います。


スポンサードリンク

子供がかかる蓄膿症について


- 目次 -

  • 蓄膿症とは
  • 蓄膿症の原因
  • 蓄膿症の症状
  • 蓄膿症の予防
  • 蓄膿症の治療方法

蓄膿症とは

まずは、蓄膿症について説明します。蓄膿症とは副鼻腔に炎症が起きて、それが慢性的に続いている症状を言います。

ここで、副鼻腔とは、顔の鼻の骨部分にある空洞をいい、顔面の上から前頭洞、篩骨洞、上顎洞、鼻中隔を言います。副鼻腔炎は、鼻炎や風邪によって鼻に生じた炎症が鼻の奥の副鼻腔まで入り込んだ状態をいいます。

副鼻腔炎が長引くと、炎症箇所に膿が溜まります。その状態が3か月以上続くと蓄膿症となります。

子供の風邪、とくに鼻水、鼻詰まりが長引くと蓄膿症につながりやすいので十分に気を付ける必要があります。子供のアレルギー疾患の増加に伴い、小児蓄膿症患者も増加傾向にあります。


蓄膿症の原因

蓄膿症の原因として考えられるものは2つあります。

一つは、上述したように、風邪やアレルギー性疾患による副鼻腔の炎症です。もう一つは鼻中隔の湾曲です。

一つ目は、鼻の粘膜の炎症によって、副鼻腔まで広がって慢性化して膿が溜まります。原因は、風邪のほかにも花粉症、ハウスダスト、ノミ、ダニ、カビが原因となります。

二つ目は、鼻中隔の湾曲によって左右の鼻の通気が悪化して、鼻づまりを起こしやすくなり、炎症を起こして、蓄膿症になるケースがあります。

鼻中隔湾曲が起こる原因は、子供の時に鼻をぶつけてしまいそのままにしておくと鼻中隔の湾曲が治らずに結果として蓄膿症につながる可能性があります。


蓄膿症の症状

蓄膿症の症状として、代表的なものは鼻水です。鼻水は粘性があるドロッとしたもので黄色や緑色のものになりやすいです。鼻水自体が臭いにおいを持つこともあります。匂いに異変を感じたら蓄膿症である可能性が高いです。

また、鼻詰まりも起こりやすく、口呼吸になりやすいです。咳や痰となって出てくることも多くあります。声が出にくかったり、鼻声になるなどの症状が現れます。ポリープができることもあります。

目に見えにくい症状としては、鼻水だけでなく、喉に流れる場合もあるので注意が必要になります。さらに、目の奥が痛む、頭痛がする、喉が痛むなど、外見からはわかりにくい症状の場合、赤ちゃんはそれを訴えることができないのでしっかりと注意して様子を見る必要があります。


蓄膿症の予防

子供の蓄膿症予防について、ウイルスや汚れ防止のため鼻をすすらせないようにします。そして、まめに鼻かみをさせることも重要です。鼻かみの練習も、片方の鼻からしっかり鼻水を出せるように練習をしましょう。乳児の場合は、鼻水吸引器を使って、しっかりと鼻水を取ってあげましょう。

医師の判断に従って鼻洗浄を試すことも効果的です。但し鼻洗浄はやり方を誤ると粘膜を傷つけて症状を悪化させる恐れもあるので注意が必要です。

なるべく風邪をひかないことも重要な予防になります。手洗いうがいや目薬によって、ウイルスから体を守ることが重要です。


蓄膿症の治療方法

蓄膿症の治療で一般的なのは内服治療、鼻洗浄、ネブライザー療法です。

内服療法は抗生剤を内服して治療を行う療法です。

また、鼻洗浄を行って、鼻の中をいったんきれいにした後に、抗生剤を吸入するネブライザー療法もよく見られる治療方法です。

子供の副鼻腔は未発達のため、副鼻腔炎や蓄膿症にかかりやすいのは事実で、症状が出るたびに根気よく治療を行っていくことが重要です。10歳を過ぎたあたりから免疫も強化されてきて徐々に蓄膿症にかかる頻度も減ってくるでしょう。

スポンサードリンク

まとめ

子供がかかる蓄膿症について
蓄膿症とは
蓄膿症の原因
蓄膿症の症状
蓄膿症の予防
蓄膿症の治療方法

このエントリーをはてなブックマークに追加
Tweet
LINEで送る
Pocket

Filed Under: 蓄膿症 関連タグ:子供, 蓄膿症

スポンサードリンクと関連コンテンツ

記事を探す

スポンサードリンク

カテゴリから探す

  • 感染症
    • 風邪
    • インフルエンザ脳症
    • タミフル
    • 髄膜炎
    • ノロウイルス
    • 感染性胃腸炎
    • 水疱瘡
    • 溶連菌
    • りんご病
    • おたふく風邪
    • とびひ
    • MRSA
    • プール熱
    • 手足口病
    • アデノウィルス
    • ヘルパンギーナ
    • ライ症候群
  • 乳幼児
    • Hibワクチン
    • ポリオ
    • 予防接種
    • 乳児期
    • 乳児湿疹
    • 未熟児
    • 小児
    • 小児科
    • 歯固め
    • 臍ヘルニア
    • 新生児メレナ
    • 乳幼児突然死症候群
    • 乳児死亡率
    • 夜泣き
    • 日本脳炎
  • 麻疹
    • 髄膜炎
  • 皮膚
    • アトピー性皮膚炎
    • 脂漏性湿疹
    • オムツかぶれ
    • 脂漏性皮膚炎
    • 頭皮湿疹
    • 発疹
    • 突発性発疹
    • じんましん
    • 水いぼ
    • 帯状疱疹
    • ヘルペス
    • 痣
    • しもやけ
    • あせも
    • イボ
  • 胃腸の病気
    • ロタウイルス
    • 腹痛
    • 嘔吐
    • 下痢
    • 便秘
    • 胃腸炎
    • 大腸炎
    • 胃炎
    • 腸閉塞
    • 腸重積
    • 胆道閉鎖症
    • 胃食道逆流症
  • 泌尿器の病気
    • おねしょ
    • 尿路感染症
    • 停留精巣
  • アレルギー科
    • アレルギー
  • 心の病気・障害
    • ダウン症
    • 発達障害
    • 自閉症
    • ADHD
    • アスペルガー
    • うつ病
    • 疲労感
    • 癇癪
    • 中二病
    • チック症
    • PTSD
    • 起立性障害
    • 転換性障害
    • ひきつけ
  • 鼻の病気
    • 鼻づまり
    • アレルギー性鼻炎
    • 副鼻腔炎
    • 蓄膿症
    • いびき
    • 鵞口瘡
  • 口腔・歯科
    • 乳歯
    • 噛み合わせ
    • 歯科矯正
    • 歯ぎしり
    • 出っ歯
    • 受け口
    • 虫歯
    • フッ素塗布
    • 口内炎
    • 口腔ヘルペス
    • ヘルペス性口内炎
  • 耳の病気
    • 中耳炎
    • 外耳炎
    • 乗り物酔い
    • 流行性耳下腺炎
  • 目の病気
    • 視力
    • 視力低下
    • ドライアイ
    • 結膜炎
    • 流行性角結膜炎
  • 喉の病気
    • 扁桃炎
    • 喉
  • ケガ
    • 打撲
    • 肘内障
    • 破傷風
  • 呼吸器
    • 肺炎球菌
    • マイコプラズマ肺炎
    • 気管支喘息
    • 肺炎
    • 気管支炎
    • 百日咳
    • 喘息様気管支炎
    • クループ
  • 骨&骨格
    • 成長痛
    • 骨格 矯正
  • 血液内科&血液疾患
    • 急性リンパ性白血病
    • 貧血
    • 鉄欠乏性貧血
    • 血小板減少性紫斑病
    • 再生不良性貧血
    • 溶血性貧血
    • 膠原病
  • 脳・脊髄・神経
    • 頭痛
    • 熱性けいれん
    • てんかん
    • 脳腫瘍
    • 脳性麻痺
    • 水頭症
    • 急性脳症
    • もやもや病
    • ギラン・バレー症候群
    • 頭血腫
  • 代謝異常&生活習慣病
    • 肥満化
    • LDLコレステロール
    • 1型糖尿病
    • 核黄疸
    • くる病
  • 心臓の病気
    • 心室中隔欠損症
  • 甲状腺の病気
    • クレチン症
  • 顔面神経麻痺
  • 消化器
    • 急性虫垂炎
    • 生理的黄疸
  • その他
    • 熱中症
    • 低身長
    • ネフローゼ症候群
    • 川崎病
    • 血管腫
    • 鎖肛
    • 結節性硬化症
    • MRI
  • 睡眠
    • 成長ホルモン
    • 睡眠障害
  • 小児科
  • 爪

Copyright © 2023 kodomo-byouki-iroha.com