日常生活の中で、お子さんが「おなか痛い~!!」と言う頻度は多いですか? 日常茶飯事でなく時々でも叫ばれると気になりますよね。病院に行くほどではないけれど… おなか弱いのかしら?と思われる節があるのでしたら、 便秘 に効く ツボ マッサージをお薦めします。
便秘 ツボのマッサージを実践、日常生活で誰もができる!
便秘 ツボの確認
鍼灸師やマッサージ師などの専門職ではなくても、一般人でもできます。
正しい便秘に効くツボの位置を知り、実践あるのみです。子供の辛い便秘がひどくなる前に手を打つ1つの方法として知っておくと、日常で役立つと思います。
子供のおなかの痛みを少しでも軽減したいと思う、親の気持ちは誰もが同じです。ここで便秘 ツボを知ることから始めていきます。
下記に指何本分の指示がよく出てきますが、この場合は子供サイズでお願いします。
手の便秘 ツボ チェック
手には2つのツボがあります。
1つ目は合谷(ごうこく)、 親指と人差し指の付け根の骨が交わるところのうちがわです。反対側の手の親指と人差し指で、はさんでもみほぐします。
2つ目は神門(しんもん)、手首の関節部分の小指側で、骨と筋の間のくぼみとなっているところです。親指をたて、グリグリと押してください。ペンなどを使うと程良い刺激となります。
足の便秘 ツボ チェック
足もおおむね2つあります。
1つ目は足三里(あしさんり)、ひざから指幅4本分下で、すねの外側にあるふくらみ(頸骨)のへりです。
2つ目は三陰交(さんいんこう)、足首内側のつきでた骨から指幅4本分上の高さで、膝から足首までに位置するすねの後ろのくぼみにあります。
上記の2つのツボや足の裏のくぼんだところをじっくりと揉んであげると、利尿作用がよくなり、大便のお通じも改善されるようです。
おなかの便秘 ツボ チェック
おなかにも2つあります。
1つ目は天枢(てんすう)、おへその左右横の指2本分の場所です。
2つ目は大横(だいおう)、天枢から指2本分外側のところです。
手のひらでおへその周りを「の」の字を書くようにマッサージをしてください。大腸に沿ったマッサージでもあり、上記の各ツボを刺激したマッサージなのでとても理にかなった対処法です。
背中の便秘 ツボ チェック
背中も2つです。
1つ目は便秘点(べんぴてん)、あばら骨の一番下から指幅2本分下の位置で、背骨から指4本分外がわのところです。左右に2か所あります。
腰回りのくびれに手を置き、親指でツボを押しながら、上半身を左右にひねる。その動きを数回くり返し刺激を与えます。
2つ目は大腸兪(だいちょうゆ)、腰骨を目安に同じ高さで背骨から指2本分の外、左右に位置します。
上を向いて寝ころび、ゲンコツをつくって背中の下にいれ、大腸愈にあてます。この時、ゲンコツの先端部分をあてるのがポイントです。
寝ころんだ状態でひざを折り曲げて足をたて、左右にやさしく動かします。
ゲンコツにしっかりと自分の体重がかかっていることを確認し、この動きを数回くり返します。
便秘 ツボを認識した上で
便秘 ツボは体の中に数か所あり、効果の見込みがあることを認識頂けたと思います。ツボの刺激は、即効性がある場合と時間をかけてじっくり効いてくる場合とがあります。
どうしてもツボだけでは解決出来ない時は、薬の使用も致し方ない状況です。
子供が小学生くらいだと病院で処方されるのは、ミヤBM錠・ビオスリー配合錠(整腸剤)、酸化マグネシウム(胃酸を中和し、便通を良くする薬)が一般的です。
上記の薬で効かない場合は、最悪浣腸が考えられます。
でも、そこまで行く前に子供のおなかの調子を普段から気を付けて、ケアし続ける必要があります。
各ツボの中で、おなかツボが一番継続して取り組めると思われます。
おなかが痛くない時でも、普段から洋服の上からでもやさしくマッサージしてあげると、きっと子供も喜んでくれます。
マッサージは赤ちゃんの時期だけでなく、成長した子供から大人にも通じる最良の方法であることを踏まえて、今日からぜひ実践することをお薦めします。
まとめ
便秘 ツボのマッサージを実践、日常生活で誰もができる!
便秘 ツボの確認
手の便秘 ツボ チェック
足の便秘 ツボ チェック
おなかの便秘 ツボ チェック
背中の便秘 ツボ チェック
便秘 ツボを認識した上で