たくさんの汗をかきやすい子供は、油断をすると夏以外にも あせも ができてしまうことがあります。かゆみがあるため、ついかいてしまいたくなりますが悪化させると余計に治りが遅くなることもあるので注意が必要です。
子供のあせもに使える おすすめ の 薬 を紹介します。
子供のあせも治療に役立つおすすめの薬が知りたい!
あせもができる原因は何?
かゆみのある小さな赤いブツブツができてしまうのが、あせもです。あせもができる原因には大きく3つあるといわれています。
たくさんの汗をかくから
気候や運動によって汗をたくさんかくと、肌の表面にある角質層がふやけてしまいます。すると、汗の出口がふさがってしまい汗が肌の表面にスムーズに出せなくなってしまいます。
肌の内側でたまった汗は水泡(水ぶくれ)を作ってしまうことがあり、赤みを帯びたりかゆみを伴います。これが、あせもとなります。
蒸れてしまった
人の体には汗が乾きにくい部位があります。それが、ひじの内側・足の付け根・ひざの裏側・胸などです。これらの部位が通気性の悪い衣類を着ることで蒸れてしまうと、肌から汗が上手に出せなくなってしまい、あせもができやすくなります。
肌がデリケートになっている
あまり汗をかいていなかったり、通気性のいい服を着ていてもあせものような赤みとかゆみが出ることがあります。
症状はあせもと似ていますが、この場合はあせもというよりかぶれを起こしている可能性が高いと考えられます。
乾燥肌などで肌がデリケートな方は、特に注意が必要です。
子供にも使える、あせもにおすすめの薬は何?
あせもを早く改善したいなら、入浴後など皮膚を清潔にした後に酸化亜鉛が配合された薬を塗ることをおすすめします。
具体的に紹介していきます。
ポリベビー
あせもだけでなく、おむつかぶれや湿疹にも効果がある軟膏タイプの塗り薬です。
ナタネ油やサラシミツロウといった天然の素材から作られているので、肌にやさしいという特徴があります。赤ちゃんから大人まで、安心して使うことができます。
レスタミンコーワパウダークリーム
クリーム状の塗り薬なのですが、塗ってもベタつくことがなく、パウダーをつけたようにサラサラの肌になるのが特徴です。
ベタつきがないので、服に隠れる部分にも使いやすい薬です。
アセモスチール
あせものかゆみだけでなく、かきすぎて悪化してしまったかぶれ・ただれなどの部分にも使うことができる塗り薬です。
塗った後にパウダー状になるため、ジュクジュクしてしまった患部を乾燥してくれます。
あせもクリーム
できてしまったあせもを悪化させないようにするためのクリームタイプの塗り薬です。
塗った部分が白くなりにくく、肌の露出がある部分に使っても目立ちにくいのが特徴です。
あせもローション 桃の葉の薬
皮膚トラブルに効果のある桃の葉の成分とユーカリ油の香料が含まれている、液体タイプの塗り薬です。あせものかゆみ・炎症を抑える効果が期待できます。
あせもをできにくくする対策方法はこれ!
季節や環境によってあせもができやすくなることがありますが、事前に対策をすることであせもができにくくなります。
どのような対策があせも予防に効果があるのでしょうか。
肌を清潔にする
汗をかいたまま放っておくと、肌の表面にアカや汚れがたまり汗腺が詰まりやすくなります。するとあせもができやすくなりますので、肌は清潔にしておくようにしましょう。
こまめに汗を拭くのはもちろん、着替えたりシャワーを浴びたりするのも効果的です。
肌の健康を保つ
肌が乾燥してしまうとデリケートになり、少しの刺激でもトラブルを起こしやすくなります。保湿を心がけるようにし、肌を健やかに保つようにしましょう。子供の肌は大人より乾燥しやすいといわれています。季節に関係なく保湿をおこなうのがおすすめです。
衣類に気をつける
吸湿性・通気性のよい衣類を着用するようにします。素材でいえば綿や麻が使われているものがおすすめです。
汗をかいた場合にも乾きやすく、蒸れにくいのであせもができにくくなります。
まとめ
子供のあせも治療に役立つおすすめの薬が知りたい!
あせもができる原因は何?
子供にも使える、あせもにおすすめの薬は何?
あせもをできにくくする対策方法はこれ!