活動的な 子供 は汗をかきやすく あせも にもなりやすいです。頻繁になる場合は市販 薬 を常備しておくと良いでしょう。
しかし範囲が広かったり、かゆみが強くひっかくなどすることで別の肌トラブルに発展する可能性もあるため、病院からの処方薬のほうが早期完治が望めるようです。
子供のあせも、市販薬より処方薬が完治への近道! (前編)
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あせもとは?
あせもとは汗が出る管が詰まってしまうことで汗が皮膚内に留まってしまい、皮膚内の表在菌が細菌と混じり合い炎症やかゆみが出る症状を指します。背中、おでこ、お尻、胸などになりやすいと言われています。
そのほか皮膚にしわが寄って汗溜まりができやすいひじの内側、膝の裏側、首、足の付け根などにもなりやすいと言われています。
あせもにはもっとも子供がなりやすい赤みを帯びかゆみもある紅色あせも、かゆみはなく透明な水疱ができる水晶様あせも、そして日本ではあまり一般的ではないあせもで汗が通常より深い場所で詰まってしまう深在性あせもという種類があります。
あせも用の市販薬も販売されていますが、市販薬はあくまでも多くの人たちに幅広く使用してもらうためのもので、必ずしもその患者に最適なものを選択できているとは言えない場合もあり長期治療や最悪悪化してしまう可能性もあります。
また乳幼児期はかゆみを我慢できず掻き壊してしまうととびひなど別の肌トラブルに発展する可能性も高いため、早めに皮膚科でみてもらうほうが比較的早めに完治するかもしれません。
なぜ子供はあせもになりやすいの?
子供は大人以上に汗をかきやすいために、特にあせもになりやすい印象があると思います。
大人と子供の汗が排出される汗腺の数自体は同じです。しかし子供は体の面積が小さいために、汗が排出される汗腺同士が密集しているために、集中して汗をかいて汗溜まりも作られやすいと言えます。
また一方では成長期に内臓や骨、筋肉などの成長を促すために必要な成長ホルモンの分泌が盛んになることで新陳代謝が活発になります。
新陳代謝が活発になるということは汗も通常より多く排出されるということになります。そのため子供は大人以上に汗をかきやすいと言えます。
そして大人は汗をかけば自らの意志で汗を拭いたり着替えることができます。しかし特に乳幼児はオムツで蒸れやすい上に、厚着をしていたり、おんぶや抱っこ、布団を掛けすぎていても、自らそれを調整することができません。
洋服が汗でびっしょりになってもそのまま遊び続けます。そのため大量の汗が長い時間皮膚に留まりやすい状態にあると言え、結果的にあせもを発症しやすいと言えるのです。
よって頻繁にあせもになりやすいため、軽度のあせも用として市販薬を常備しておくことは良いでしょう。
まとめ
子供のあせも、市販薬より処方薬が完治への近道!(前編)
あせもとは?
なぜ子供はあせもになりやすいの?