ふと 手のひら を見た時に 赤い斑点 があらわれていることはありませんか?それは体質によるものか、一時的な血行不良によるものなのか…もしかしたら怖い病気のサインかもしれません。
しかし、その反対に生活習慣で改善されるものかもしれないので、その辺りをきちんと確認しておきましょう。
手のひらに赤い斑点があらわれた!!何のサイン??
手掌紅斑の症状
手のひらに赤みを帯びたものがあらわれます。赤みの箇所は、特に親指の付け根や小指の付け根周辺などが一般的です。
言い換えれば手のひらの真ん中部分にはあまり変化が見られません。要因として手のひら部分の血管が広がったことにより起きる場合があります。
もしくは肝臓病や妊娠やアレルギーによるアトピー性皮膚炎などの可能性も考えられます。
手足口病の症状
手足口病は、字の通り手のひらや足の裏や口の中に赤みのある湿疹のような水ぶくれがあらわれます。
原因はウィルスですがその種類もさまざまですので、はっきりと断定するが難しいです。
まだ特効薬もない為、痛みの場合は鎮痛剤、かゆみの場合は抗炎症薬などで対処するしかありません。
手足靴病は、子供だけではなく大人にも感染します。
溶連菌感染症の症状
喉の痛みや高熱など風邪のような症状があらわれる他、手のひらや指に赤みがみられ、湿疹のようなものができ皮がむけるといった症状もあらわれることがあります。
さらにアトピー性皮膚炎を持つ人などがかかると、その症状はより悪化する傾向にあります。
この感染症は菌が原因ですので、治療法は抗生物質になります。処方された薬は飲み方に注意し、先生の指示通りに出された薬をきちんと期間中は飲み続けましょう。
服用残しがあると、耐性菌などを作り出す原因になります。さらに免疫機能が低下し副作用も起こします。
溶連菌感染症は、子供だけではなく大人にも感染します。
手白癬の症状
手の水虫とも呼ばれています。そのほとんどが足の白癬からうつるケースが多いので、両方同時に治療しないといけないものです。
また、片方の手だけにあらわれることが多く、その症状は手のひらが赤く皮がむけたような状態になり、かゆみもあります。
また、湿疹のようになることもあるので類似する病気との違いを判断するのが難しいです。菌の検査をして判断します。治療法は薬剤の処方です。
急性ウイルス肝炎の場合
肝炎ウイルスに感染することによって発症します。
解釈として肝炎ウイルスが直接肝臓に支障をきたすのではなく、肝臓内に入った肝炎ウイルスを取り除こうと免疫機能が作用した結果、肝臓が炎症を起こしてしまうという判断が一番わかりやすいです。
感染経路は、各肝炎ウイルスによって違います。
A肝炎は、A型肝炎ウイルスに汚れた水や魚介類を食べることで感染します。
B型肝炎は、血液や体液を通して感染します。子供の場合は、母子感染によってよるものが多いです。
C型肝炎も血液や体液を通して感染します。同様に母子感染によっても感染します。
D型肝炎も血液や体液による感染が多く、E型肝炎はA型肝炎と同様の感染経路です。
日本で多いのはA型肝炎、B型肝炎、C型肝炎の3つがほとんどです。
急性ウイルス肝炎の治療法
治療は、A型肝炎の場合は、約1か月くらいで自然治癒し、安静が一番の治療となります。しかし、低たんぱく・低脂肪の食事療法を取り入れ様子をみながら補う治療方法もあります。
B型肝炎の場合は、安静にしておくことで完治することもありますが、母子感染の場合は慢性化をする傾向にあります。治療法には、インターフェロンという抗ウイルス治療薬を用いるケースもあります。
C型肝炎も、慢性化しやすく、インターフェロン療法も用いられます。
B型肝炎やC型肝炎は、感染すると慢性化しやすいので、血液と体液からの感染経路がはっきりしているため、血液や唾液がつきやすい歯ブラシなどを感染者と一緒にしたりしないように未然に防ぐことができます。
まとめ
手のひらに赤い斑点があらわれた!!何のサイン??
手掌紅斑の症状
手足口病の症状
溶連菌感染症の症状
手白癬の症状
急性ウイルス肝炎の場合
急性ウイルス肝炎の治療法