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幼児期のADHDの特徴について

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ADHD の症状は、男女差や軽度、中度、重度といった度合いの別と、ADD優勢かHDD優勢かによってあっさりと気づける場合と、なかなか気づかれないで成長していく場合があります。

しかし、本人は集団生活の場で生きづらく感じています。 幼児 期の早期発見が好ましいと言われますが、どのような特徴があるかまずは知識を持ってみましょう。


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幼児期のADHDの特徴について


- 目次 -

  • 一般的な発達の幼児とADHDの幼児と発達障害
  • 幼児期のADHDの具体的な特徴
  • ADD(注意欠陥障害)優勢とHDD(多動衝動性障害)優勢とは
  • 幼児期の対策

一般的な発達の幼児とADHDの幼児と発達障害

幼児期の子どもは、概ね不注意であり視野は狭く、会話は一方的であり自分中心の生活をしており、他者への配慮はままならないものです。

そこから、毎日の社会生活や集団生活を送るうえで、成長と共に危険なことを覚え、身を守る方法を学び、他者との関わりから共感の喜びや必要性を学んでいきます。

ADHDの幼児の場合は、度合いや性別にもよりますが、そういった社会性に遅れが見られます。社会生活の場や集団生活の場において、好ましくない目立った行動が頻繁に見られるでしょう。

命に関わるような大変なことにあっても、まるで動じなく度々繰り返してしまう、同世代の子どもと遊んでいると、悪気はないのだけれどいつもトラブルをおこしてしまうなど、幼児にはよく見られる行動が、明らかに過度な状態で表出する特徴があります。

また、ADHDは発達障害の一部ですから(医師によっては多少見解の違いがあります)他児とのトラブルには、他者の気持ちを想像することが困難という原因も付随しています。


幼児期のADHDの具体的な特徴

幼稚園での集団生活や日常生活で、どのような行動が見られるかは下記の項目です。

  • 紙芝居や工作中などに、最後まで留まれず一人だけ違うことを始めてしまう。別のことがしたいと怒ってしまう。
  • 座っているときにじっとしていれず、そわそわもぞもぞしている。
  • 転ぶ、ぶつかるなどでケガをすることが多い。
  • 物を壊す、ひっくり返すことが多い。
  • 遊具の順番を待てずどこかへいってしまう。順番を抜かしてケンカになる。
  • 手をつないで歩くことができず、車の前や幹線道路でも飛び出してしまう。
  • 必要ない場面においても全速力で走ることが多い。
  • 名前を呼ばれてもまるで気づかない。
  • 片付けができずいつも散らかっている。
  • 見知らぬ人にでも話しかけてしまう。
  • 会話の途中に関係のない話をしてしまう。
  • 明らかに相手が不快になる言葉を発言してしまう。
  • 話が一方的すぎて会話になっていなくても話し続ける。

ADD(注意欠陥障害)優勢とHDD(多動衝動性障害)優勢とは

ADHDは、かずかずの日常生活において困った特徴がありますが、決して我がままからではなく、注意を持続させることが困難な症状です。これらは、ときどきではなく日常的に幼児期から成人まで続きます。そして反対に、気に入ったことはよくやるという一面もあります。

この症状を、一部には凄い集中力を発揮するという能力なのか、一つの事柄しかみ見えない不注意だと判断するのかは、ADDとHDDどちらが優勢かで違ってきます。

例えば、目の前に大きな水たまりがありその向こうに目的物があったとき、ADHDの子どもは迂回することなく直進します。その行動は同じですが、水たまりに気づかないのか(注意欠落)目的物しか目に入らないのか(過集中、衝動性)の違いがあります。


幼児期の対策

ADHDの幼児の特性は、命の存続に関わることも少なくありませんから、適切に注意を払うことと処置が必要です。

また、集中の持続ができない特性は、飽きっぽいむらがある過度な我がままと周囲に誤解され、その子の性格や親の育て方を非難されてしまいます。そのような生活を続けていくのは、大変困難ですので専門家へ相談しましょう。

ADDは、成長で改善されることはあまり見込めず、大人になっても仕事や生活上でミスをし、支障をきたします。特に、女児においてはマイペースな子として成長し、大人になり責任を任されるようになってから気づき、苦労しているというケースも少なくありません。

脳の発達を促すというよりは、失敗しやすい事柄に対して未然に防ぐ方法をみつけていくことが肝要です。

HDDにおいては、成長と共に緩やかになっていく特性もあります。街中で無目的に全速力で走っている大人を見かけないのはその為です。しかし、幼児期には突然全力で走り出し、危険な目にあうことや迷子になることは少なくありません。あまり過度になると、医師から投薬を勧められます。

未熟な子どもの脳に、機能を抑制したり刺激したりする投薬は、親としては躊躇うことですが、発達障害は脳の機能不全でありそれ以外の体は一般的です。HDDの脳に合わせて、耐久性の高い心臓や肺や筋肉が備わっている訳ではありませんから、本人は大変疲れています。

医師とよく相談し納得したうえで試みるとよいでしょう。

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まとめ

幼児期のADHDの特徴について
一般的な発達の幼児とADHDの幼児と発達障害
幼児期のADHDの具体的な特徴
ADD(注意欠陥障害)優勢とHDD(多動衝動性障害)優勢とは
幼児期の対策

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