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ADHD(注意欠陥多動性障がい)の検査はどんなことをするの?

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adhd kensa

ADHDは先天性の脳機能障がいです。子供がADHDだった場合は、親が児童精神科や小児神経科などの専門医師の診察を受けさせます。お住まいの地域によって発達相談支援センターでも相談や検査ができます。 ADHD の診察で受ける 検査 は、どのようなものでしょうか?


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ADHD(注意欠陥多動性障がい)の検査はどんなことをするの?


- 目次 -

  • ネットでも出来る検査だけではダメ?
  • どうして専門医で検査をするの?
  • ADHDの検査前にしておくこと
  • ADHDの検査はどんなことをするの?
  • ADHDの知能検査の効果
  • ADHDの検査を受けることで、道が開ける

ネットでも出来る検査だけではダメ?

ADHDはネットでもセルフチェックが出来ます。それで自分の子供はADHDだ、ADHDじゃないと決めてはいけません。ADHDの診断が下せるのは、専門医だけです。様々な検査を行い、たくさんの判断材料を元に診断は慎重に下されます。

ADHDだけでも様々なタイプがあります。そして、ADHDだけではなく合併症やその他の病気である場合もあります。そのために、ADHDの診断は慎重に行われるのです。セルフチェックは、ADHDの診断の目安になっても、あくまで決定的な診断ではありません。


どうして専門医で検査をするの?

ADHDは様々な検査をすることによって、診断が慎重に下されます。子供のこれからの人生に大きく関わる診断なので専門知識や検査設備が必要になります。

診断が下される時期は、個人によって異なります。それは「落ち着きがない」など子供特有のものである場合もあり、成長過程で落ち着く場合があるからです。そのあたりの見極めも専門医でないと出来ません。

我が子に対して「ちょっと気になる」という親の直感は、大切な「気づき」です。子供の成長で気になることは、検査に際して医師や専門家に相談することをおすすめします。


ADHDの検査前にしておくこと

ADHDの検査を受ける場合、まず病院探しから始まります。総合病院や大学病院に児童精神科や小児神経科などの診療科があります。かかりつけの小児科や、お住まいの地域の保健センターや発達障がい支援センターで相談もできます。

検査には、診断を行う医師に子供の普段の様子を伝える必要があります。重要な診断材料になりますのでこれまでの成長の記録を用意します。母子手帳、育児日誌、就学していれば成績表や連絡帳です。

通っている保育園、幼稚園、小学校の先生にも面談に参加していただければいいのですが、無理な場合は、子供の園や学校での様子を文章にしていただいたものを用意しておきます。念のため、用意する物の内容は、診断を受ける病院へ事前確認の上に行ってください。


ADHDの検査はどんなことをするの?

検査内容は、問診、観察、身体検査、心理発達検査、知能検査です。ADHDは検査にも、個人差がありますので、先にあげた以外の検査も行う場合があります。

問診は、子供だけでなく親も受けます。観察は、専門医が、課題を与えた子供の様子を観察します。身体検査は、子供の発育具合の調査のほかに疾患がないか調べます。心理発達検査は、年齢に則した心の発達度合かを調べます。

知能検査は、アメリカで考案されたウェクスラー(またはウィクスラー)式の検査を受けます。検査を受ける子供の年齢によって検査の内容は異なります。子供向きの知能検査は、WPPSI とWISC になります。

WPPSIは3歳10か月~7歳1か月まで。WISCは、5歳から16歳11か月の子供向きです。小学生は、WISC-Ⅲを受けます。


ADHDの知能検査の効果

ADHDの子供は、40%の割合で学習障がい(LD)を合併しています。知能検査によってそのこともわかります。IQ(知能指数)が高いのに成績が悪いというケースも多くあるのは、集中するのが困難なである障がいのためでもあります。本人が怠けているわけではないことがわかります。

不得手なことやサポートが必要な事がわかるため、学び方に工夫が出来ます。知能検査の結果は、親も知ることができ、学校に知らせることもできます。学校に知らせるかどうかは、親の考え方によって選べます。


ADHDの検査を受けることで、道が開ける

自分の子供にADHDの検査が必要ではないかという事実を受け止めるには、親として様々な思いがあると思います。ADHDと診断があれば、専門医や専門家によってその子供にあった治療や療育が受けられます。

問題行動があった場合に「どうしてうちの子はこうなのだろう。」から、「ADHDだからそうなのだ。」となれば、親も受け止め方が違います。ADHDの検査を受けることで、変わるのです。

一番困っているのは、ADHDである子供です。親と周りの大人は、ADHDの子供の毎日をサポートする役目があります。ADHDだとわかったことで、そこから道が開けるのです。

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まとめ

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ネットでも出来る検査だけではダメ?
どうして専門医で検査をするの?
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ADHDの検査はどんなことをするの?
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ADHDの検査を受けることで、道が開ける

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